こんにちは、スズケーです。
12月に急遽、開催が決まったビリヤニパーティー。
愛知県津島市に住むパキスタン人・ウマルさんのお母さんが作る、
世界一おいしいというビリヤニを食べるのを目的としただけの集まりで、
ツイッターとこのブログで参加者を募集しただけなのですが、
募集を開始して1日で、あっという間に満席となり、
そして本日、無事、終了いたしました。
ウマルさんのお母さんの作る世界一おいしいビリヤニは、
本当に世界一おいしかったです!
(これまで私が食べた中で)
ツイッターなどSNSで「#ビリヤニパーティー」のハッシュタグで検索していただくと、参加者さんのツイートなどが出てくると思います。
目次
ビリヤニパーティーを開催するまで
あっという間に満席に
これがその世界一美味しいビリヤニです。 pic.twitter.com/zR76FG8XYO
— ウマル Umer (@Umer_199226) December 5, 2019
ウマルさんのツイートを見て、
とリプライしたことがきっかけで始まったこの企画。
20名集まればパーティー開催できるものの、果たして20名も集まるのか!?と心配だったのですが、
どうやら日本は今、ビリヤニ戦国時代らしい。
愛知県外からもビリヤニ猛者達が「参加したい」とお声を上げてくださって、
参加者募集をし始めてから24時間ちょっとで、最低人数の20名クリアどころか30名の定員が満席となりました。
しかもその後もキャンセル待ち希望者から続々連絡が来まして、最終的に
参加者30名+キャンセル待ち15名と言うお申し込みを頂きました。
パキスタンレストラン アッバシ
ビリヤニパーティーの会場は、名古屋市港区にあるパキスタンレストラン、アッバシをお借りしました!
キッチン付きのレンタルスペースを借りるとかでもいいかな?とも思ったのですが、
後片付けの時間とかを考えると、そこそこ金額もかかってしまうし、
後片付けの手間もかかるし…で、結局レストランにお願いしてみることに。
同じ参加費なら、+αでなにか食事が出てきた方がいいですもんね。
レストランに料理を持ち込んで(しかも店のメニューにも当然ビリヤニはある)パーティーをしたいと言う、この鬼のようなお願いに、
アッバシのシャチョーは少々驚いたようでしたが、お店のお料理も頼むので、ということでOKをしてもらいました。
果たして30名とか、お店に入るのだろうか…貸切になるのかな、と思っていたのですが、
今回は、通常のレストランスペースの方ではなく、
もともとハラールショップとしてスパイスなどを売っていた方のスペースが、今はオープンスペースみたいになっているようで、
そちらをまるまる貸すよ、と言うことに。
無茶なお願いを快く聞いてくれたアッバシのシャチョーに感謝です。
アッバシのパキスタン料理もおいしいので、みなさんぜひ、ご飯を食べにきてくださいね。
ビリヤニパーティー
さてっ!
ビリヤニパーティーで食べたものをお見せしまっす!
これが世界一…いえっ、宇宙一おいしい、
ウマルさんのお母さんが作ったチキンビリヤニですっ!
事前の打ち合わせで「ちょっと辛いかも」と聞いていたんですが、
いやいやいや、全然辛くないっ!程よいスパイスの効き具合!
うちの旦那とかが失敗すると、ひたすら辛いだけで味がよくわからなくなるようなビリヤニを作るんですが、
ウマルさんのお母さんのビリヤニは、スパイシーさはしっかりあるのに、それぞれのスパイスの味もしっかり感じられ、そして脂っこさゼロ!
もんのすごくパラッとしていて香りも豊かで、もうサラサラとお腹に入っていきます。
チキンもホロッホロで、私、普段はそんなに積極的に食べる程お肉が好きってわけではないのですが、これはもう、率先して食べたいくらい柔らかで味もしみてる。
しかもお母様が「こういうのはケチったらダメ」と、なんと9kgものチキンを投入してくださったようで、お米にサクッとしゃもじを入れるだけで、チキンがゴロンゴロン出てきます。
このビリヤニは、マジでレベル高い…!!!!
大きな炊飯器とお鍋に、40人分以上の量を持ってきてくださってたんですが、
みんな2〜3杯おかわりしたせいもあり、まさかの完食。
全て綺麗になくなりました。
もちろん、アッバシで出してくれたメニューもおいしかったですよっ!
アッバシでは、バーベキュー系のメニューとチャイをお願いしていたのですが、
シャチョーがサービスで、ハルワと言うスイーツも出してくれました。
シャチョー大好き…!
宇宙一おいしいビリヤニに、香ばしいバーベキュー、そしてデザートに上品な味のハルワ…
ここはもう天国か…
調子に乗って食べ過ぎました。
夜になってもお腹が減りません。
参加者の中にはビリヤニガチ勢も
今回のビリヤニパーティー、複数名でお申し込みくださった方もいましたが、完全にお一人様でお申し込みされた方も多く、
初対面の人同士で30名も大丈夫かな?とちょっと思っていたのですが、
そこは、おいしいビリヤニの偉大な力のお陰でしょうか、そんな心配なんて何のその、
近くのお席の方々同士、色んなお話で盛り上がっていたようで、会場の中は始終にぎやか!
実は元々SNSで交流があったりした方同士や、知り合いが繋がってるみたいな方も結構いたみたい。
私がバタバタしてて、全員の方とゆっくりお話しできなかったのが残念です。
参加者の中には、日本ビリヤニ協会の会長さんや、カレーの学校なるものに通われて本格的にスパイス料理を勉強されている方、個人でスパイス研究をして同人誌的に発行している方、パキスタンレストランの聖地・富山で頻繁にレストランに通われている方など、
「ビリヤニガチ勢」な方々もおられまして、
みなさん、ウマルさんのお母さんの作られたビリヤニにどんなスパイスが入っているのかなど、かなり興味深く気にしながらいただいていたようです。
日本ビリヤニ協会の会長・ビリヤニ太郎さんは、今もディープにお名前が広がっている方だそうですが、
「5年後には近寄るのも無理な程の有名人になっている予定」とのことで、サインをもらえるのは今回が最後のチャンスかも…!と、
日本ビリヤニ協会オリジナルのTシャツにサインをもらっている方が数名いました。
私も手帳にサインをいただきました。
5年後に「あ、ビリヤニ太郎さん?マブダチだし〜。」と言って
サインをみんなに見せびらかすのが今から楽しみです。
ビリヤニ太郎さん頑張って…!
WEBメディアの取材 DIVE.tv
今回のビリヤニパーティーには、DIVE.tvというWEBメディアの取材も入っていました。
日本人と外国人のコミュニケーションが促進されることを目的として、
外国にルーツを持つ人たちが日本人と一緒に自国の文化を発信するインターネットの動画サイトだそうで、Youtubeにチャンネルがあります。
パキスタンの料理を日本人が楽しむ!ということで、興味を持っていただけたみたいです。
ビリヤニパーティーの様子も、そのうちアップされるかと思いますので、
残念ながら今回参加できなかった方、ぜひ、動画を見ながら
「ビリヤニうまそう…」と羨んでください。
ぶっちゃけ、日本でのパキスタンのイメージってあんまり良くないじゃないですか。
でも、料理とか気軽なものをきっかけにパキスタンに興味を持ってもらって、
あ、パキスタンって普通の人が普通に住んでいて、普通に楽しい国なんだなっていうのを、知ってもらえれば私も嬉しいです。
ウマルさんにお礼
さて今回、ウマルさんには「ビリヤニは僕がごちそうします」と言われていたんですが…
30人がお腹いっぱい食べられるだけのビリヤニを作って持ってきてもらうとか、かなり大変なはず。
それをただ、いただきまーすとおいしくいただくのは、
ウマルさんは全然気にしないでしょうけれど、日本人な私は気になります…!
材料費を出すと言っても絶対受け取ってくださらないだろうなぁと思ったので、当日サプライズでお礼のお品を渡すことに。
実はビリヤニパーティーの参加費には、このお礼代も含まれていました。
(勿論参加者さんには、事前に説明済で了解いただいています。)
何にしようか迷ったのですが、下手なものより消えもののがいいだろうと、
ビリヤニを作ってくださったウマルさんのお母様も食べていただけるよう、ハラール認証のお菓子と、ウマルさんにポロシャツを用意しました!
ポロシャツは、だいぶ前にウマルさんが、日本ビリヤニ協会のオリジナルTシャツを見て「ほしい」とツイートされていたのを思い出し、
それをそのまま購入してお渡ししようかと思ったのですが、
もしかしたらもうゲットされてるかもしれないし、せっかくならばオリジナルで…!と思い、
オリジナル印刷で作成しました。
ドーン!
ウルドゥー語で
「car keliye petrol, logon keliye biryani(車にはガソリン、人にはビリヤニ)」
と書いてあります(多分。私はウルドゥー語は読み書きできないので、旦那にやってもらった)。
ビリヤニ協会のTシャツには「muje biryani khana hai(私はビリヤニを食べます)」と書いてあったのですが(ヒンディー語で確認)、
なんかもうちょっと楽しいフレーズないかな、と思い。
ウマルさんは中古車関連のお仕事をされていたっけ…と思い、このフレーズを思いつきました。
ビリヤニパーティー参加者からウマルさんへの、
世界で1枚だけのビリヤニポロシャツです。
ウマルさんも「これ着て仕事する」と喜んでくださったし、作って良かったー!
ありがとうございました!
そんなこんなで盛況に終わったビリヤニパーティー。
キャンセル待ちをされている方も多かったですし、
「ビリヤニの作り方を教えてほしい」という声も結構あったりしたので、
また何か、こういう集まりをしても楽しいかなーと思います。
愛知近辺は勿論、遠方からご参加くださった皆様、
無茶なお願いを快く聞いてくれたアッバシのシャチョー、
そして、おいしいビリヤニを提供してくださったウマルさん&お母さん、
本当にありがとうございました!
機会があればまた「パキスタンを楽しむ」的な集まり、できるといいなぁと思っています。
ウマルさんと
「良ければ今度はこういうのを…」っていうお話もちょっと出たりしたので、
またそのうち、なんか出来るかも、です。
ビリヤニパーティーにまつわるちょっとした話をこちらにまとめています。
みんなでプレゼントしたビリヤニポロシャツを、ウマルさんが着ている動画もあるので要チェック!
ビリヤニパーティー参加者さんが、北陸土産にこんなものをくださいました。
ありがとうございます!
偶然にも私、今朝アッバシに向かう途中
「なんか食べたいけどもうすぐビリヤニ食べるのに、この時間に何か食べるわけには…でもなんか口寂しいからスルメとかそう言うもの食べたい…」
と思っていたので、めっちゃ嬉しかったです。
しかも商品名が「そして伝説へ…」。
私、ドラクエ3大好きなんですよ。テンション上がった。
お読みいただきありがとうございました!
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デザイナーとライターをしています。お仕事のご依頼やご相談もお気軽に。
美味そうだね。ほんとに食いにいきたかったなー。じゃね。
ひろ
ひろさん
めっちゃうまかったよ…
もうすでに、また食べたくて仕方ない。
ビリヤニだけでなく、他のご飯もすっごくおいしそうなんだよー。