こんにちは、スズケーです。
私はフンザで結婚後、約1年、そのままフンザに住んでいたのですが…
どうやって住んでたのー?と気になる方もいるようなので、
私がフンザに住んでいた時の部屋の写真をチラ見せします。
以前こちらの記事でも書いたことがありますが、パキスタン人と結婚している他に日本人の奥樣方とはちょっと生活スタイルが異なるゆえ、
部屋もみなさんがお住まいの素敵ルームとはほど遠い、
非常にこう、なんというか貧しい感じが漂うお部屋ですが…
まぁ、結婚してこういうふうに住んでた人もいるよと言う参考にどうぞ。
フンザで生活していた部屋
ドーン。
これがっ!
私がフンザで約1年生活してた部屋です。
ええ、なんにもないです。
旦那がバックパッカー向けのゲストハウスで仕事をしていたので、そこの一部屋に住んでいました。
大きな家具は基本的にベッドのみな感じ。
ベッドは、ゲストハウスのものをそのまま使っていたのでシングルベッド…
それ1台に旦那とギューギューになって寝ていました。
ベッド以外の家具は、バザールで買ってきたプラスチックの組み立て棚と、まさかの段ボール。
日本の段ボールが混じっているのは、親や妹がカップ麺とかレトルト食品とかを送ってくれた時のものを使っていたからです。
プラスチックの棚の一番上に本やノートなどよく使うもの、
二段目・三段目が私の服と旦那の服。
その下はそこまで頻繁に使うわけではない細々としたものなど。
化粧水などは小さい段ボールに。
日本から届いた救援物資の食品類は、そのまま段ボールに。
パスポートやお金などの貴重品はバックパックに入れていました。
唯一鍵がかかる入れ物だったので。
勿論、部屋に鍵もかけてましたが、一応。
シャルワールカミーズは夏用・冬用を3着づつ持っていたので、使う方をプラスチックの棚に、使わない方を段ボールに入れていました。
部屋の掃除はホウキで。
フンザは草むらとかも多いし、あぜ道を通ることも多いし、
牛やヤギにくっついたりすると、
時々そこから人にくっついて、部屋にノミやダニが侵入することがあります。
そういうの退治のために、妹にバルサンを送ってくれたので、時々部屋で焚いたりしていました。
今のフンザはLEDライトとか、蓄電器が普及しているので、停電してもそういうものを使ってそこそこ明かりをとることができますが、
私が住んでいたときは、停電したら、使うのはロウソクでした。
燭台を持ってなかったので、シーチキンの空き缶を使っていました。
荷物は必要最小限
フンザでの私の全荷物はこんな感じ。
元々、住むのは1年くらいとわかっていたので、できるだけ荷物は増やさず、必要最小限のみです。
旅行の時同様、全部バックパックに詰めて持っていきました。
- シャルワールカミーズ 夏物・冬物各3着
- ショールやコート、カーディガンなどの防寒具
- 靴下や下着類
- スニーカーとサンダル
- Macbook Pro
- 置き型懐中電灯
- スキンケア用品
- HTMLとCSSの勉強用の本
- 筆記用具
日本から持っていったのはこんな感じで、あとは
タオルや石けん、シャンプーなどの消耗品は、フンザで購入して使っていました。
唯一の贅沢品と言うか、アイロンだけ、フンザで購入しました。
やはりシャルワールカミーズにはアイロンをかけたい。
これは、日本に帰国する時に旦那の家にあげました。
Macbookは、日本の家族や友人らとメールで連絡をとるためだけでなく、
フンザにいる間にも仕事をしたかったのと、WEBのコーディングの勉強をしたかったのとで持っていきました。
昨年パキスタンに行った時はiPad mini4を持っていったんですけど、やっぱ私はキーボード欲しい…
というわけで、今はiMac使ってるんですが、次にMac買う時は、またノートの予定。
ゴールドが欲しいので、Macbook Airがいいかなぁって思ってる。
シャワーはバケツで
一応、部屋にシャワーとトイレもついてますが、
シャワーはお湯を沸かすタンクが不調でお湯がでないことが多かったので、バケツに電熱コイルを突っ込んでわかしていました。
タンクでちゃんとお湯が沸いたとしても、シャワーで上からジャーッとお湯を出しちゃうと、あっという間に暖かいお湯がなくなっちゃって、もったいないですしね…
バケツ1杯のお湯は30〜40分で熱湯になるので、それをお水で割りながら頭や体を洗う感じ。
バケツに残ったお湯を使ってついでにそのまま洗濯もします。
洗濯せずシャワーのみなら、バケツ半分のお湯だけで大丈夫。
停電の多いフンザ、お湯を沸かすのは結構大変なので、無駄なく効率よく使います。
冬の間は、寒すぎて、蛇口から水が出なくなったので、3日に1度は水路から水汲みをして、水を貯めておく必要がありました。
色々不便だけど、そうなっちゃうんだから仕方ない。
なんにもないけど、大きな不満もない
ホントに必要最低限で、なんにもない部屋で生活していましたが、住むに困るような大きな不満は別になし。
もちろん私だって、素敵な家・部屋に住めるならその方がいいに決まってるんですが、
1年間の住まいと決まっていたし、
もともと結婚前から年の半分くらいはバックパッカーとして、安いゲストハウスに泊まって寝起きしていたので、
これくらいの部屋でも十分でした。
部屋にいるのなんて夜寝る時くらいだし、
ベッドシーツが綺麗で、部屋に日が差して、お湯が出ればまぁ良し。
あとは、一緒に楽しく過ごせる友達がいれば。
素敵なお部屋に住んでても、一緒に過ごせる友達がいないとつまんなんですしね。
またフンザに住むなら
もしまたフンザに住むことになったら、ですが。
今のところ、そういう予定はないんですけど、
次に「フンザに住む」となったら、それは恐らく1年とかの期間限定ではなく
腰を据えてフンザに落ち着く、という意味になる可能性が高いのではないか、と思うので、
そういう場合は、さすがにもうちょっと、住環境は整えたいなぁとは思います。
家はちゃんと借りたいし、水回りとか、お湯が出るようにとか、
それくらいはもっと便利な様にきちんとしたい。
絶対に前よりかなり快適に暮らせると思います。
ただっ、旦那の実家の周辺は、私は友達もあまりいなくて、ひたすらつまらないので
住むならやっぱり、カリマバードがいいです。
まぁ当分は日本で生活しますけど、もし、そういうことになったらってことで。
私はパキスタンも、フンザも大好きなので、
将来的に住むことになっても、それはそれでまぁいいか、と思ってます。
お読みいただきありがとうございました!
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新婚でコショーサンゲストハウスだったか!(笑)一番いいかも。
ひろさん
だって、朝から夜までずっとそこで働いてるんだしね…
1部屋借りてるから、部屋代も払ってたよ。