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不法滞在を正当化する物語なのか?「やさしい猫」

不法滞在を正当化する物語なのか?「やさしい猫」
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こんにちは、スズケーです。

先日NHKで「やさしい猫」というドラマが始まりました。

放映前から賛否両論、色々意見の飛び交っていた作品ですが、
私はとりあえず、中島京子さんの書いた原作の小説を読んでみました。

センセーショナルにしようとしすぎたせいなのか、キャッチコピーが酷すぎるんだけど、
内容はそんなに酷くない。

ドラマを見る事が出来ないので、原作小説についてのみですが、
とりあえず、小説「やさしい猫」のあらすじや、読んだ感想をまとめておきます。

パキスタンとは関係ないけど、
まぁ、国際結婚や在留資格関連の内容ってことで。

「在留資格って何?ビザと違うの?」という方は、まずはこちらを読んでおくとわかりやすいかと。

日本に住むために ビザ(査証)と在留資格の違い
ビザ(査証)と在留資格の違い 日本に住むために必要なのは?日本に入国する際に必要となるビザ(査証)と、国際結婚や就労・就学などで日本に滞在し活動を行うために必要な在留資格。 それぞれの違いと説明について。...

 

「幸せが突然奪われたのは彼が外国人だったから」

私はたまたま、twitterのおすすめで
NHKドラマのアカウントがこのドラマを紹介するツイートが表示され、その存在を知りました。

へぇ?と思ってツイートにくっついていた動画を見て驚き。

やさしい猫30秒PR動画
引用元:https://twitter.com/nhk_dramas/status/1667109283119366144

「幸せが突然奪われたのは彼が外国人だったから」

は?

どうもドラマに出てくる外国人は、オーバーステイで退去強制を言い渡されたっぽい。
いやいやいや、
警察や入管が、外国人ってだけで捕まえたり強制送還する事はないでしょう。

幸せが突然奪われたのは、彼が外国人だったからではなく、
不法滞在(オーバーステイ)したからでしょうよ…

他にも同じように思った方は大勢いるようで、NHKアカウントのこのツイートに対して、
様々な意見が上がっていました。

 

“日本政府や入管は、罪もない外国人を収容し幸せを奪っている”
とミスリードさせるような酷いキャッチコピーにドン引きしたものの、内容を知らずに憶測のみで感想を述べるのはよろしくない。

我が家はテレビがないのでドラマを見る事は出来ないのですが、
原作が小説だということを知り、図書館で借りてきました。

不法滞在とは、日本の法令に違反し、在留許可がないまま偽造パスポートなどを使って入国したり、在留期限を超過しても帰国せず日本に滞在をすることをいいます。
行政処分として、退去強制(強制送還、国外追放)の対象となり、
刑事処分として3年以下の懲役もしくは禁錮又は300万円以下の罰金が科せられることもあります。
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「やさしい猫」あらすじ(ネタバレ)

「やさしい猫」あらすじ(ネタバレ)
ここから先は、小説の内容やラストのネタバレがあります。

保育士のミユキはシングルマザー。
娘のマヤが3歳の時に夫が心不全で亡くなった後、親子二人、東京で慎ましく暮らしていた。

2011年の東日本大震災の後、ボランティアとして被災地の保育園を1週間手伝う事になったミユキ。
ボランティア最終日に、スリランカ人らによる被災者への炊き出しの手伝いもすることになり、その時に二人のスリランカ人と知り合う。

1年後、隣町の商店街で、
被災地で一緒に炊き出しボランティアを行ったスリランカ人男性の一人・クマラと偶然再会。
そこで改めてお互いの自己紹介をし、
ミユキはクマラが日本で日本語学校を卒業後、専門学校に行って自動車整備士の資格をとり、日本で就職して働いている8歳年下の真面目な青年である事を知り、
クマラはミユキが夫を亡くし、9歳の娘と二人で生活している事を知る。

お互い何となく、また会いたい・もっと話したいという気持ちを抱き、商店街であって会話をする「お友達付き合い」が始まった。

クマラは出会って早々に、結婚を前提に付き合いたいとミユキに告げる。
ミユキもクマラを好ましく思っているものの、
子供が小さい事もあり、今はそんな事は考えられないと断り、友達関係を続ける。

それから2年後。
ミユキの娘のマヤもクマラとすっかり打ち解けたこと、
ミユキが病気を煩った際にクマラが献身的に二人を支えた事をきっかけに、
ミユキもクマラの気持ちを受け入れ、3人は一緒に暮らしだす。

クマラの3回目のプロポーズで二人は婚約。
最初は外国人との結婚に反対していたミユキの母親も、クマラのやさしく誠実な人柄を知り、二人の結婚を認める。
その翌年、マヤが中学3年生になった年の6月に結婚をしようと決めて、クマラとミユキは準備を始める。

しかし4月頃からクマラの様子が徐々におかしくなり、結婚を延期したいと言い出す。
その理由も納得し難いものだった上、
クマラがスリランカ人女性と一緒にいるところを偶然目撃してしまい
「もう結婚する気がなくなったのではないか?あなたが何を考えているかわからない」と不安になってミユキが詰め寄ったことで
クマラはようやく、4月に失業した事、それで結婚を延期したいと言った事を打ち明けた。

今は9月。
5ヶ月もの間、重大な隠し事をされていた事にショックを受けるミユキ。
ミユキを不安にさせたくないと言う想いから、なんとか再就職してから結婚をしたいと失業を隠していたクマラ。
お互いが本心を伝えられなかった事ですれ違いが起き、クマラは家を出て行ってしまう。

どこにいるのかわからないクマラを探すために、
ミユキは被災地ボランティアで知り合ったもう一人のスリランカ人・ペレラを頼る。
その時にペレラから説明をされて初めて、
日本に滞在する外国人の、在留資格や就労資格、そして在留期限の事を知る。

自動車整備工としての在留資格を得ていたクマラは、失業した事でその資格を失っており、
そのため、政府に許可をされた日本に滞在できる期限ももうすぐ切れようとしていたのだった。

ミユキと結婚をする事で、クマラは日本人の配偶者と言う在留資格を得る事が出来、就労制限もなくなって仕事も探しやすくなる、早く結婚をした方がいい、
オーバーステイになっても日本人と結婚していれば大丈夫だとペレラは説明する。

ペレラの説得で家に戻ってきたクマラに、
愛しているから、家族3人一緒に日本で生活していきたいから、
結婚して日本人の配偶者の在留資格を貰おうとミユキは話し、
改めて心を通いあわせた二人は、ようやく結婚のための手続きを始める。

外国人との結婚には母国で発行する書類が必要だということも区役所で説明を受けて初めて知り、
なんとか書類を集め、ようやく婚姻届を提出できたのは12月だった。

婚姻届を提出し、晴れて日本で夫婦となった後、
クマラは失効してしまった在留資格と在留期間について相談するために入管に向かう。
しかし彼はそのまま帰ってくる事はなかった。
入管に向かう途中、警察官に在留カードの提示を求められ、在留期限が3ヶ月前に切れていていることを指摘されて、
不法残留・入管法違反で逮捕されてしまったのだ。

結婚しているのだし、妻の連れ子とはいえ子供もいる。
すぐに家に戻れるんじゃないか、と言うペレラの予想は外れ、
在留特別許可を与えるかどうかを判断するための口頭審理の結果、
クマラが失業していた事、資格外活動の就労をしていた事、
ミユキが年上のシングルマザーで病気を患い生活に困窮していた事、
不法残留してから結婚した事などを湾曲して解釈され、
「ビザ(在留資格)目的の偽装結婚である」という判断の元、在留特別許可を得る事が出来ず、退去強制令書を発付される処分となってしまう。

退去強制令書に従いスリランカに帰国すると、5年間は日本に再入国できなくなってしまう。
なんとか家族3人で暮らせるよう、仮放免の申請をするも、それも認められない。
そうこうしているうちにクマラは品川の入管から、
長期収容者が集まる東日本入国管理センター、通称・牛久収容所に移収となる。

牛久収容所に面会に行ったミユキは、その帰りに、
クマラに退去強制令を告げた入管職員・上原と顔を合わせる。
上原は、法に基づいて淡々と、日本で生まれ育った子供達にまで帰国を促さなければいけない入管の仕事に迷いが生じ、入管を辞めていた。

その上原から、入管関連の裁判に強いと言う弁護士を紹介され、
ミユキはクマラの退去強制処分の取り消しを求める裁判を起こす事に決める。
99.9%勝てないと言われている、入管との裁判が始まった。

マヤやその友人がクマラのために嘆願書名を集めたり、クルド人の少年と知り合ったり、
収容所でクマラが体調を崩し数回倒れたことで仮放免が認められてクマラが家に戻ってきたりする傍ら、
クマラの裁判も進んで行く。

最終的にはミユキだけでなくマヤも証人として裁判でクマラのために法廷に立ち、
クマラは自分にとって家族で、父親であり、クマラに日本にいてほしいので在留許可を与えてほしいと裁判官に意見を述べる。

2017年12月にクマラが逮捕・入管に収容されてから、1年半以上経った2019年8月、
クマラの退去命令の取り消しを求める裁判の判決が言い渡された。

「東京入国管理局が出した退去強制令書発付処分を取り消す」

日本人と結婚しているということは必ずしも在留を認める法的利益になるわけではないが、
クマラとミユキが真剣な交際を経て、愛情に基づいて婚姻をしたという事実が認められ、
勝率1〜2%と言われる退去強制令書発付処分の取り消しを求める裁判に勝訴したのだった。

「日本人の配偶者等」の在留資格を得て就職先も決まったクマラ。
クマラとミユキとマヤは、家族として、新しい生活を始める。

「やさしい猫」感想

キャッチコピーで損をしている

読了後、まず最初に思ったのは、
「幸せが突然奪われたのは彼が外国人だったから」という酷すぎるキャッチコピーで、
この本は損をしてるな、ということ。

ちなみにこれは、ドラマのキャッチコピーであるだけでなく、
amazonなどでの本の紹介にも「当たり前の幸せが奪われたのは、彼がスリランカ出身の外国人だったから。」と記されています。

「日本政府は、入管は、外国人を追い出そうとしている」と誤解させる表現を使う事で、
お人好しで情に脆い日本人の心を揺さぶるセンセーショナルなコピーになっていて、
注目を集める事には成功しているかもしれないけれど、
この物語は、そこまで短絡的な内容のお話ではない、と思いました。

インタビューなどを拝見すると、著者個人の考えは「不法滞在の外国人かわいそう!入管酷い!」寄りのようですが、
「やさしい猫」という物語の中では、
不法滞在者を一方的に正当化しているわけでもなければ、
入管を一方的に否定する事を求めているわけでもないと思いました。

誰よ、このキャッチコピーつけた人。

今回のドラマ化で注目を集めた事で、
内容を読まずにこのキャッチコピーだけを見て不快に思った人も多いのではないでしょうか。
私もその一人であったわけですが、
キャッチコピーで嫌悪して遠ざけてしまうのではなく、本を読んでみて良かったです。

外国人が日本に住む事、外国人と結婚する事

外国人が日本に住む事、外国人と結婚する事ドラマ「やさしい猫」メインビジュアル
画像引用元:https://www.nhk.jp/g/blog/bhoz-hbwbmyn/

この物語、身も蓋もない言い方をするならば…

「日本での就活や在留期限を甘く考えていた外国人男性と、
外国人と結婚するのに、その手続きや在留資格について知ろうともしなかった日本人女性が、
男性が失業した事すら打ち明けられない程度の信頼関係しかないまま結婚しようとした結果起きた
不法滞在&収容の話」

物語の流れ的に仕方がないとはいえ、
外国人と結婚しようとしているのに、
外国人が日本で生活する事どころか、自分も当事者である結婚の手続きについてすら、
土壇場まで何も知らない・知ろうとしないままのミユキには少々ひきました。

 

「やさしい猫」クマラクマラ(オミラ・シャクティ)
画像引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/

日本だけでなくどこの国でもそうなのですが、外国人が就労資格を得て滞在するというのは、審査が厳しく、なかなか難しい事ではあります。
スリランカ人のクマラが、
失業した状態のまま結婚をしても、在留資格は貰えないかもしれない…と不安になる気持ちはわかるし、
失業してもまだビザ(在留資格)の期限はあるのだから、期限が切れるまでに再就職すれば良いだろうと考えてしまうのもわかる。

本来、就労関連の在留資格で日本に滞在している場合、失業したり転職した際には14日以内に入管に届け出をしなければならないのだけれど、
実際、それを知らない・理解していない外国人も多く、クマラもそうだったのでしょう。

外国人が日本で暮らし、働くためには様々なルールがあるものの、
それが当人である外国人に詳しく説明される機会というのは少なく、知らず知らずのうちに、小さなルール違反をしてしまっている人はたくさんいると思います。

そしてそれは、私達日本人だって同じ事で、
日本の法律や社会制度について、知らない事はたくさんあるし、
「しまった、ルール違反をしちゃってる!」ってなる事だって普通にあります。

しかし外国人も日本人も、ほとんどの場合、なにかルール違反をしてしまっても、
軽度のもので初回ならば厳重注意程度で済み、
同じ過ちを繰り返さないようにしなさいと言われて、それに対して謝罪と反省をするだけだったり、わずかな罰則を受けるだけで終わることも多いと思うのですが、
クマラの場合は、運が悪かった、としか言いようがありません。

 

「やさしい猫」ミユキミユキ(優香)
画像引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/

それに対してミユキ。

外国人とお付き合いして、結婚しようとまで思っているのに、
「外国人って日本にいるためにビザがいるんだよね?」
「国際結婚の手続きって、日本人同士の結婚と何か違ったりするのかな?」
とか、一度も思わなかったの…?っていう。

例えばうちのパキスタン人旦那だって、入管の制度についてきちんと把握しているわけではありません。
外国人が、日本の法を全て理解し、手続きを行うのは難しい。
それを私も理解しているから、旦那が法を犯してしまわないように、咎められる事がないように、
旦那が日本で暮らして行くために必要なことは、私が全て目を通し、必要な事は旦那にも噛み砕いて説明をし、手続きをしています。
夫婦なのだから、私が夫のフォローをするのは当然の事、と思っています。

でもミユキは、クマラが捕まるまで、彼に対してそういうフォローをしている様子が一切ない。
それどころか、知ろうとしたことすらないっぽい。
クマラが比較的なんでも自分で出来てしまう人だったから、ミユキが気にする必要もないと思ってしまっていたのかもしれませんが…

ミユキは、クマラが捕まって初めて
在留カードや在留資格について、他のスリランカ人から話を聞いてその重要性を知り、
結婚だって、区役所に婚姻届を出しに行った時に母国の書類が必要と言われて慌てて、ようやく周囲から説明を聞き書類を集め始めます。
結婚しようとしている相手のことに対して、こんな無関心な人いる!?

物語後半、裁判の際に入管側の訟務検事が
「入管にはオーバーステイにならないように様々なオプションや救済策を準備している。
それを知らなかった、調べようとしなかった。それは怠惰とは思わないのか?」
とクマラを問いつめるシーンがありますが、
これはもう、そっくりそのままミユキに聞きたい。
クマラはオーバーステイのことを入管に相談に行く際に、出頭申告に必要な書類すら持っていなかった。
なんでミユキが調べてあげなかったの?
初めての事をする時って、どういう手順かな、何が必要かなって思わない?
そして今なら、ネットで調べられるでしょ。

外国人と付き合っているのに、
外国人が日本で働き生活するということについて何も知ろうとしていないし、
結婚しようとした時ですら、何も調べていなくて準備不足すぎるとしか言い様がない。
普通、少しくらい事前に調べない…?
これが30代後半の女性なのかと思うと呆れました。

国際結婚なめすぎ。
外国人の相手のこと知らなすぎ。知ろうとしなさすぎ。
マジで酷い。
結婚しようとしているのは、自分なのに。

参考までに。
在留期間更新許可申請ではなく、在留カードの更新の場合ですが、更新手続きはこんな感じ。
永住権をもつ外国人の在留カードの更新手続き

 

ミユキも、年下の外国人と結婚するということで、周囲から「騙されているのではないか」などと言われ、嫌な思いもしたのでしょうけれど、
外国人の彼の事をフォローするということに考えをめぐらせず、
彼は真面目で立派な人で騙されてなんかいないと言って自分の体面を保つ事や、
結婚結婚と楽しい事ばかりに一生懸命になっていたから、
クマラもミユキに失業した事や在留期限の事を相談できなかったんじゃないの?って思ってしまいます。

もし、失業したことや、日本人と結婚すれば就労制限がなくなって再就職に有利になるということを
クマラがすぐにミユキに話していたとしても、
その時周囲から「ビザ目的の結婚なんじゃないの?」と言われていたであろうミユキは、
クマラを疑わずに、そのまま結婚をすることができただろうか?
それはそれで「ビザが欲しいから私と結婚するの!?」と、クマラに感情的に詰め寄って、もめる事になったんじゃないかな、とも思いました。
そうなるんじゃないかって不安があったから、
クマラもミユキに打ち明ける事が出来なかったのではないか?と。

ここまでで、二人は恋愛関係にあるとしても、そこまで強い信頼関係が出来ているようには私には見えなかったのですが、
クマラが一度家を出て行ったことで、
損得関係なく、愛情を持ってお互いがお互いを必要としているということを改めて確認する事が出来たのではないかと思います。

 

在留資格に対し思慮の足りなさすぎる主人公夫婦、特にミユキに呆れはしたものの、
クマラは正規に日本に留学して自動車整備士の資格までとって働いている、徹底的に真面目でいい人という設定で、
二人とも不法滞在を後悔・反省している様子が描かれているため(まぁ、捕まれば誰でも後悔はするでしょうけど)、
仕事とプライベートの両方で不法滞在者や偽装難民申請者に関わって
彼らが私利私欲のために嘘をついたり日本の法や制度を悪用するのを見て辟易している私でも、
クマラに対してはそんなに不快感を持つ事なく読むことができました。

作中でクマラは、
裁判でクマラの証人として立ち、入管側から投げかけなれるきつい言葉にも必死に受け答えするミユキとマヤの姿を見て、
自分がオーバーステイを甘く見ていた事で入管に収容される事になり、
その結果、本当ならば必要のないはずの辛い思いを妻と娘にさせてしまったと悔いて涙を流します。

クマラとミユキ夫婦のこの事情・条件なら、在留特別許可を得てハッピーエンドになるのもまぁある結果だろうなと納得。
というか、
入管での口頭審理の時に、あそこまで極端に意地悪な審理官に当たらなければ、
または口頭審理の時点で弁護士をつけていれば、
多分すんなり在留特別許可が出ていたのではなかろうか。

もちろん、うっかりと言えど、3ヶ月だけと言えど、不法滞在は法令違反なので捕まってしまっても文句は言えない事ではあるし、
日本人と結婚すれば絶対に在留特別許可が認められて、日本にする事が出来るようになるわけではありません。

なので、クマラとミユキは、不法滞在してしまったことをしっかり反省しないといけないし、
在留特別許可が認められたことに感謝して、二度とこのような事がないように注意すべきとは思いますが、
入管に出頭しようとしていたところで捕まるなど、
さすがにクマラのケースは運が悪すぎたよね、と同情の余地も多いです。

つかね、そもそもね、
ミユキがもっと国際結婚について事前に調べていて、クマラの在留資格についても知っていたら、気をつけてあげていたら、
いやせめて、クマラが在留期限について相談できるような関係を築けていたら、
入管に捕まるどころか、不法滞在になる事もなかったと思うんですよ。

外国人と結婚するなら、そういう面でも相手のフォローをするのはとっても大事。

あと、クマラが結局オーバーステイになってしまったのは、スリランカから送ってもらう結婚に必要な書類が遅れてしまったためなんですが
「書類がまだ届かない…このままだと在留期限が切れてしまう」って思った時点で、
入管に相談しろよ、どうすればいいか聞けよ!っていうね、クマラもミユキも!!
「期限に遅れそうになったら、送れる前に連絡をする」っていうのは、社会人としてのマナーだと思うんですが、違います?

私は遅刻しそうになったら、その時間になる前に「遅れます」って絶対連絡入れるけど、
クマラとミユキは絶対、約束の時間過ぎてしばらくしてから「ゴメーン、遅れる〜」とか当然のように言ってくるルーズな人だよね、きっと。
私多分、この二人とは仲良くなれない。

スズケー
スズケー
まぁ、物語的には、クマラが不法滞在にならないと進まないわけで、そのためには、
ミユキが在留資格の事をきちんと調べて対応するまともな女性だったり、
クマラとミユキが社会人として事前連絡&確認を出来る人だったりすると困るので、仕方ないんですけどね(笑)
法務省入国管理局では、「在留特別許可に係るガイドライン」で、不法滞在をしてしまった場合も自発的な出頭を奨励しています。
日本人と婚姻が成立していて他の法令違反等がない者が自ら入国管理官署に出頭申告した場合に、在留特別許可を認める方向で検討されやすくなったり、
一旦帰国する事になった場合でも入国拒否期間が1年間に軽減されるなどの措置が認められます。
クマラは入管に相談=出頭しに行く直前で、警察に捕まってしまいました。

出頭申告のご案内~不法滞在で悩んでいる外国人の方へ~

難民申請者・不法滞在者との結婚
難民申請者・不法滞在者との結婚パキスタン人にもそこそこいる、難民申請者・不法滞在者との結婚について思うことまとめ。...

日本に住む外国人や、入管のことについて知るきっかけとなり得る本

ドラマ「やさしい猫」人物相関図ドラマ「やさしい猫」人物相関図
画像引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/

物語はミユキの娘・マヤの目線で語られるため、
入管の制度や在留資格について、裁判の流れや内容もわかりやすく書かれていて
これまで外国人と接点がなく、入管や外国人の在留の仕組みについて知らなかった人が、知るきっかけとなりうる本としても
有益だなと思いました(「これを読むだけ」じゃ足りないですけど)。

前述したあらすじには細かい事は書かなかったけれど、
マヤが、日本で生まれ育ったのに生まれた時から在留資格のないクルド人の少年と知り合うことで日本で難民申請している外国人の様子が描かれたり、
クマラが牛久収容所で受ける入管の酷い対応についての記述があったりと、
今「入管問題」として話題になりやすい様々な問題もさらりと散りばめられています。

「オーバーステイになっても、結婚すれば在留特別許可がでるから大丈夫」なんて無責任に言う同国人が出てきたりするのも、ある意味リアル。

多分こうやって「私の知りあいに、そういう人(不法滞在になっても、日本人と結婚して在留特別許可が出る人)いっぱいいる」などと、無責任な発言をする同国人がいるから
クマラも「結婚すれば、少しくらいのオーバーステイなら大丈夫なはず」って思っちゃったんでしょうね。

「友達もやってるし、多少の不法滞在や違法行為(保険証の又貸しとか、偽装難民申請、無免許運転などなど)は問題ない」って思ってる外国人は多いです。
罪深い同国人コミュニティ…
他の人がやってても、ダメなもんはダメだ。

 

物語の中では、入管が完全な悪として書かれているわけではありません。

日本の法や制度を悪用する外国人もいること、
そして入管はそういう外国人から日本の秩序を守る仕事をしていること、
外国人収容者に対してもやさしく接してくれる入管職員もいること、
入管には正規に滞在している外国人のための救援制度があることなども出てきます。一応。
しかし、聞き流してしまう程ほんのちょっとだけの記述だったり、
クマラやミユキが法廷で争う入管側の人間の言葉からだったりするため、
読者の多くが、さして気にもせず読み流してしまうのではないかと思いました
(多分それらが出てくる時点ではもう、みんな「クマラかわいそう、入管酷い」ってなってるし)。

日本の難民認定率が0.3%とものすごく低い事などは具体的な数字で記されているのに、
「難民に認定されるはずがない」内容で難民申請する人がどれだけ多いかと言ったような事は、
弁護士の「こちらも経験があるし専門知識もあるから、嘘をついているかどうかはわかる。難民ではないと言う人の仕事は受けない」と一言語られるだけ。

「物語」なので、うまく心に響くようなお話しになっているし、
心にグッとくるシーンもいくつも用意されています。
「全ての外国人を受け入れる事は出来ないのだから、感情を捨てて法律の文面や事実としての状況から在留の可否を判断するしかないのは仕方がない事」だと割り切って考えている私でも、
ミユキ…はともかく、クマラやマヤに感情移入して、ホロリと泣いたシーンもいくつかあった。

でもやっぱり、物語のテーマや流れ的に、
クマラ=外国人の良い人さ・純粋さを強調し、
日本社会は冷たいと印象づけるエピソードが多い感じがするのは否めなかったです。

そのため、“私利私欲のために日本の法や制度を悪用する外国人も多い”ということを知らぬ人が読めば
「外国人かわいそう!入管酷い!日本はおかしい!」だけの一方的な感想になりがちな内容ではあり、
その点はちょっと気になりました。

入管側の正義や、問題のある外国人についてももう少し触れるなどして
読者に考えるきっかけを与えるようにするとなお良かったのではないか、と思いましたが、
「やさしい猫」はルポタージュなどではなく、あくまでも”物語”なのですから、そこまでを求めるのは贅沢なのかもしれません。

どちらかというと、著者の中島京子さんは、不法滞在の外国人に同情的な意見をお持ちのようですし…

一次審査で難民と認定されなかった申請者の申立て内容一次審査で難民と認定されなかった申請者の申立て内容
画像引用元:https://www.moj.go.jp/isa/content/930003530.pdf

借金に関する問題などで知人とトラブルになったなどの超個人的な「そんなの本国の警察に相談すべきでしょ?」みたいな内容で難民申請する外国人、たくさんいます。
そしてそれすら嘘かもしれない。

ビザブローカーに100万円以上のお金を払って来日し、難民申請して働く外国人も、残念ながらそれなりにいます…
そういう外国人を招聘するのに手を貸す日本人のバイトとかも存在します(数ヶ月前から毎日メッセージのやりとりをして、恋人のフリをするなど)。

私も、通訳をしている中で、そういう人はたくさん見てきたし、
嘘をついて難民申請している旧知の外国人もいます(居場所とかは知らないので、通報は出来ないんですが)。

「なぜ難民認定されないのか」は、以下の資料でもまとめられています。

入管の大きすぎる裁量権、広すぎる仕事

「やさしい猫」上原上原(吉岡秀隆)
画像引用元:https://www.nhk.jp/p/ts/9P6MW3K4RM/

「やさしい猫」には元入管職員の上原さんという方が出てきます。
クマラに退去強制令を告げた人物です。

上原は入管の持つ大きすぎる裁量権〜ビザを出すか出さないか、収容か仮放免か、難民申請を認めるか〜に疑問を持ち、答えがうまく出せなくなった事で、入管職員を辞めました。
国を守るためとはいえ、入管の一職員が、
不法滞在という法令違反をしているものの、誰かを傷つけたわけでもない外国人の人生に関わる事を決めてしまって良いのか、
その決定をする入管職員だって、責任が重すぎるのではないのか?と悩んだ末、
それについてもっと考えたくて入管を辞め、学ぶために在留資格関連の裁判の傍聴を続けていました。

上原自身はクマラに対する処分を、厳しすぎるのではないかと考えているようで、
ミユキに、裁判が出来る事をアドバイスしたり、弁護士を紹介したりもしています。

 

私の考えを述べると。
日本という国が面倒を見る事が出来る人数には必然的に限りがあって、
優先順位としては、日本国民、正規の在留資格を持っている外国人、真に難民たり得る人々が上位なのだから、
私利私欲のために不法滞在や虚偽の難民申請をするものを、
情を挟まず、法に則り粛々と帰国をさせるのはどうしても仕方がない、と思っています。

でも例えば、不法滞在者や難民申請中で在留資格のない両親の元に生まれた子供は?
日本で生まれ育ったのに、親の犯した過ちのせいでその子達も帰国させるべき?と問われると、
この上原さん同様、答えが出せません。

子供達に何の罪もないのは勿論わかっているけれど、
日本人と結婚した、子供が出来た、ただそれだけを根拠に全ての人に在留資格を与えるのは、
やったもん勝ちになってしまうし、日本はそれを悪用する外国人でいっぱいになってしまう。

じゃあどうするの?
在留資格を出すか出さないかの決定は誰がするべき?
その判断基準は?

入管の事を「非道な場所・残酷な場所」とか言う人もいるけれど、
私は入管を酷い場所とは思ってなくて、
「誰かが判断を下さないといけないのだし、その判断は法に従って淡々とするしかないわけで、
たとえ人情的にかわいそうな判断が出たとしても仕方ない(それが嫌なら、ルールを犯さないよう気をつけるしかない)」とは思っているんですが…

多分正解はないから、その都度「より良い選択」をしていくしかないんでしょうけれど、
それを入管職員だけに任せてしまうのは、やっぱり酷な気がするし、
担当職員の判断と情で全てが決まってしまうのも、そんな曖昧な事でいいの?と言う気もする。
難しいですね。

 

あとは、「入管職員がやらざるを得ない本来なら別の専門家がすべき仕事」が多すぎる事も問題なのでは?とも考えています。
例えば、体調を崩した方の介護とか、本来なら医療関係者や介護士さんの仕事でしょ。
暴れたり反抗的な態度を取る収容者を制圧しなければならない場合もありますが、入管警備員さんが武力を行使する事のプロか?と言われると難しいと思う。
こういうありとあらゆる仕事を全部、そのジャンルの専門の勉強をしていない入管職員さんに丸投げするのはあまりにも大ざっぱすぎない?とね。

まぁ、私は入管の職員でもない素人なので、
他の人よりも不法滞在者や難民申請者の外国人と関わる機会が多かったとしても、
これを考えなけばいけない必要も、答えを出さなければいけない必要もないのですが…
興味をもってしまったんだから、考える事はやめないでいたい。

キャッチコピーに惑わされず、ぜひ一読を

ミユキには共感できなかったし(何度も言うけど、ミユキがもっと、国際結婚について自分で調べたり考えてたら、こんな問題は起きなかったはず)、
どちらかというと在留資格を求める外国人に同情的な内容になっているなど気になる点もあるけれど、
「入管や在留資格について知るきっかけになる本」ではあるし、文章も読みやすいです。

Kindleアプリなら無料で読めるので、興味がある方は読んでみるといいかと。

「幸せが突然奪われたのは彼が外国人だったから」のキャッチコピーにイラついた方も是非。
多分、思っているよりは一方的な内容でもないし、
不法滞在を肯定したり、外国人を無条件に受け入れろと言うようなお話でもないですよ。

あと、作者の意図とは絶対違うだろうけれど、
「ほんのちょっとの事でも、不法滞在は違法。
これくらい…と甘く思って違反すると、こんな風に家族みんなが辛い思いをする事になるよ。
だから、不法滞在は絶対ダメだよ」
って言う、反面教師的作品に、無理矢理考えられなくもない、かな(笑)

ただ出来れば、この本を読んで入管問題について知ったつもりになっておしまいではなく、
入管の持つ問題、外国人のしている不正、双方について興味をもって公正な目線で知っていこうと考える人が増えるといいなーって思います。

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スズケー
スズケー
うちのパキスタン人旦那は、私とパキスタンで結婚し、その後初めての海外として日本に来たのですが、
「日本はいい国。
外国人でも税金や厚生年金などを払えば、年金も病院も学校も、コロナの時とかの給付金も、日本人と同じように行政サービスが受けられる」
と言ってます。
外国人が警察官に職務質問される事についても「それが日本を守るための仕事なんだから、当たり前の事」と。
こうやって、日本に不満なく、外国人にも公平で良い国だって思っている人もいますよっ。

 

ちなみに…
この物語のタイトル「やさしい猫」は、スリランカのシンハラ民族に語り継がれる民話のこと。
マヤがクマラに初めて会った時に、クマラに聞かせてもらったスリランカのお話が「やさしい猫」でした。
後にこのお話は、マヤの友人によって、社会を風刺するような解釈を与えられるのですが…

このスリランカ民話の「やさしい猫」も、amazonのKindleアプリで無料で読む事が出来るので、
クマラがマヤに話した物語を知りたいという方は、チェックしてみるといいかもしれません。

 

追記

その後機会があって、ドラマの方も見たのですが…

原作では、クマラもミユキも不法滞在を悔い反省する言葉が出てくるが、
ドラマでは裁判の時にクマラが謝罪を述べた以外、一度もそういった台詞がないのが、
不法滞在という日本の法を犯す行為をした事を反省もせず、人権やら結婚やら家族やらと自分の権利だけ主張しているようで不快でした…
また、毎回入管職員の態度をチャラすぎ&適当に仕事しているように描いたり、
クマラが不法滞在した事については触れずに”結婚が疑われてるので裁判をしている”とだけ周囲に訴えたり、
原作にはない、入管職員の家庭訪問シーン(しかもかなり悪い面を誇張)をわざわざドラマオリジナルで入れたりして、
さすがにこれは入管に対して悪意がありすぎる描き方に私には見えました。

結婚を不法滞在の免罪符としたり、偽装結婚する不良外国人は実際にいる。
入管は来日する真っ当な外国人を受け入れると同時に、そういった悪い考えを持つ外国人を警戒しながら仕事をしていて、
日本のために厳しくならざるを得ないという事にはほぼ触れず、
「自らの考えの甘さと怠慢で不法滞在したけど善良な外国人」と「それを虐げる入管職員」だけを出して対比するのは酷すぎませんか…

「え、NHKはこのドラマで”日本の入管は酷い”って事を言いたいの?」って思われても仕方が無い気がします。
あまりにも意図的に偏り過ぎな作品になっていて、残念すぎました。

 

お読みいただきありがとうございました!
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スズケー
フンザ出身のパキスタン人と国際結婚しています。 デザイナーとライターとアーティスト、時々通訳をしつつ、 投資もやってます。 お金稼いでパキスタンと日本とインドと、好きに行ったり来たりしたい。
 
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POSTED COMMENT

  1. ひろ より:

    凄い文章だな。すずけーさん気迫を感じた。外国人の入国の問題に関しては真面目にがんばる人達にはもっとゆるくなって欲しいと思うよ。日本はいっそのこと移民国家になればいいと
    個人的には思っている。

    • スズケー より:

      ひろさん

      あらすじも書いたので長くなったね(汗)

      移民国家…は、日本にはまだ時期尚早かな、と。
      日本は独特の文化や習慣が多くて、
      日本人はそれを踏み荒らされる事を好まないし、踏み荒らされるかもしれないと言う覚悟も出来ていないし、
      外国人側にもそれを理解して慣れようと言う意志を持っている人はまだ少数派だと思うので…

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