こんにちは、スズケーです。
いやー、日本、びっくりするくらい外国の方が増えていますね。
名古屋の街中に出かければ、必ず2〜3人程外国の方を見かけます。
名古屋市内で特に多いなと思うのは、タイ、インドネシア、ベトナム、ネパールの方々。
技能実習だったり、留学だったりで来日し、
その後もなんやかんや日本で生活する事を選択し、起業してる方もたくさんおられます。
私が結婚する前は、名古屋市内に3〜4件しかなかった
ハラールショップと呼ばれる、南アジアのスパイスや調味料、ハラールのお肉を販売するお店も、
今はもんのすごい数の店が市内のあちこちにあります。
勿論、東南アジアの食材店も増えたし、最近では、定住する外国人のための日用品・衣料品店もできました。
ここ数年、インドの映画が流行っていて、
映画を見るためにわざわざインドの服や民族衣装を着て行く日本人もいるようですが…
そのインドのお洋服、通販ではなく、名古屋のお店で実際に手にとって確認してから購入できますよー!
目次
日本に定住する外国人のためのお店
前述しましたが…
みなさん、「ハラールショップ」ってご存知でしょうか?
「ハラールフード」って呼ばれる事もありますが、
南アジアの国の人々が日本で母国料理を作るために必要とする、
スパイスや調味料、お菓子、ハラールの冷凍肉やレトルトやインスタント食品などの食材・食品を販売するお店の総称です。
10〜15年程前は、名古屋市内には
金山に2軒、栄、名古屋駅、本陣に1軒と、高畑に卸し専門の倉庫が1軒あった程度でしたが(本陣はインド人経営、それ以外はパキスタン人経営)、
今は名古屋市内どころか、愛知県のあちこちにハラールショップが存在するようになりました。
ネパール人経営のハラールショップが猛烈に増えましたが、バングラデシュやスリランカ人経営のお店もいくつか。
今は技能実習制度関連で、東南アジアからやってくる外国人も増えたため、
彼らのために、タイやインドネシア、ベトナムなど、東南アジアの食材店やレストランも増えました。
こういうハラールショップやアジアの食材店は、今や愛知県内だけでも100店舗以上あるんじゃ?というくらいあちこちで見かけます。
郷に入れば豪に従え精神で、比較的柔軟に各国料理を楽しむ習慣がある日本人でも、
長期間海外で生活していれば日本食が恋しくなるもの。
普段から異国料理を楽しむ文化のある日本人でもそうなのですから、
「基本的に母国料理しか食べない事がほとんど」な国の方々にとって、
異国である日本で母国料理を食べるためには、
こういった、母国の食材や調味料が入手できるお店というのは、とっても重要な存在です。
勿論名古屋だけでなく、こういった異国の食材店は、日本のあちこちに存在します。
郊外に旅行に出かけた際などに「こんな田舎にもアジア食材店が!?」なんていうのを見かけたりして驚く事も。
日本のあちこちで、外国人が増えているんだなぁというのを実感します。
東京では新大久保に、南アジア〜中央アジア〜中東関連のお店がたくさん集まっていますね。
私も新大久保は2回行った事がありますが、名古屋ではここまで「1つのエリアに同系統の店が集まっている」ということがないので、ちょっと新鮮でした。
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名古屋の老舗店!「ZAFAL HALAL FOODS STORE」
名古屋のハラールショップと言えば、こちら!
金山にある「ザファルハラールフード」は、1994年から営業している名古屋のハラールショップの老舗です。
日本語が上手なパキスタン人・ザファルさんがオーナーで、元々は熱田神宮の近くにお店がありました。
スパイス、肉、豆など乾物、調味料、インスタント食品、米やお茶、お菓子など、食料品なら大抵そろいます。
古いインド映画のDVDとVCDも大量に置かれていて、2000〜2010年ごろあたりに日本に住んでいたインド人パキスタン人は、
こういうのを買って母国の映画を楽しんだりしていたんだなーというのが垣間見れます。
昔はほとんどのお客さんがインド人・パキスタン人だったのですが、
今は日本人も含め、様々な国籍のお客さんを見かけます。
名古屋近辺にお住まいの方で、スパイス料理をご自身で作る方なら、ほとんどの方がこのお店を知っているのでは?とは思いますが、行ったことない!という方は是非どうぞ。
そこそこ広めのお店です。
名古屋のハラールショップの歴史を感じてみてください(笑)。
Zafar Halal Food Store(ザファルハラールフード)
09038304434
食材だけでなく、インドのクルタや民族衣装のお店も
最近では、食材だけでなく、日用品を置いているお店も増えました。
日用品だけでなく、最近はなんと「インドやネパールの民族衣装専門店」もできました。
民族衣装がより身近で、今でも日常的に着られている国ならではですね。
インドやネパールの民族衣装専門店、東京には以前からたくさんのお店がありますが、
実は名古屋にもお店があります。
過去に、お店の一角に衣料品を取り扱うハラールショップはありましたが、
インドやネパールの民族衣装を専門的に取り扱うお店は、名古屋ではここが初めてでは?
お店の名前は「BINDU’s COLLECTION & BOUTIQUE」。
名古屋市内に2つの店舗を構えています。
知っている人は多いかも。
BINDU’s COLLECTION & BOUTIQUE
BINDU’s COLLECTION & BOUTIQUE
鶴舞店
〒460-0012 愛知県名古屋市中区千代田2丁目15−17
※asian dish DIYALO(ディヤロ)というインド・ネパールレストランの2階
0528874462
名古屋駅店
〒453-0014 愛知県名古屋市中村区則武2丁目23−7
※シラウトと言うネパールレストランの2階
営業時間:9:00〜20:00 店休日:不定休
https://www.instagram.com/bindus.collection/
インドやネパールの民族衣装専門店、と紹介しましたが、経営しているのはネパール人女性。日本語も大丈夫!
お店に並んでいる商品は、主にインドとネパールのものです。
インド、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、スリランカなど、
「南アジアの民族衣装店」と考えていただければいいかと(厳密に言うと、各国でデザインや形などが少しづつ異なりますが…)。
鶴舞店は2〜3年前からありますが、名古屋駅店は2023年に出来たばかり。
どちらのお店も入口はちょっとわかりにくいのですが、明るくてオシャレなかわいいお店です。
民族衣装がびっしり並んだ店内は「あれ、ここインドだった?」と勘違いしてしまうくらい。
行くだけでテンションあがる!!
鶴舞店は地下鉄鶴舞駅の1番出口から徒歩1分、
名古屋駅店は名古屋駅から徒歩10分ちょっと。
どちらのお店もアクセス良好で、遠方から来る方も立ち寄りやすいのでは。
両店舗とも、日常的にも着る事が出来る普段着クルタや、イベント時などのための豪華な民族衣装、
それらに合わせるアクセサリーや靴、バッグなどを取り扱っています。
頭のてっぺんから足の先まで、南アジアの女性のファッションはここで全て揃います。
クルタ、サルワールカミーズ、サリー、レヘンガなど、女性ものがメインですが、
男性用の民族衣装も少しだけ置いてあります。
男性用は、ちょっと豪華な盛装の民族衣装のみの取り扱いです。
洋服のお値段は8,000円〜、豪華なものは数万円しますが、
時々セール商品として、普段着向けのクルタが3,500円とかで売っています。
ものによっては、トップ・ボトム・ショールの3点セットでそれくらいのお値段のものも〜。
「日本で売っている」事を考えるとなかなかお値打ち。
instagramやtiktokといったSNSも頑張って更新しているので、
フォローしていると、新商品の到着をいち早く確認できます。
お洋服などのファッションアイテムだけでなく、ベッドシーツや本、ヒンドゥー関連の飾り・置き物なども取り扱っています。
サイズは、38インチ(インドやネパールのMサイズ)からの取り扱い。
南アジアのお洋服は、同じ38インチでも、商品によってかなり大きさが違うので、必ず実寸サイズを確認してから買うのがお買い物の失敗を防ぐ大事なポイントです。
BINDU’s COLLECTION & BOUTIQUEは、店内で試着も出来るようになっているので安心!
インドの映画を見に行ったり、イベントに参加する時に、インドの服を着たいけど、
通販だとサイズが心配という方も多いはず。
実際に商品を手にとって確認できる実店舗があるのは嬉しいですよね。
取り扱っているのはインドやネパールのものが中心とはいえ、
基本的な形は同じなので、南アジアのムスリム女性や、パキスタン人と結婚した日本人女性などが
イードの時に着る民族衣装を購入する際にも良いのではないかと思います。
最近インドで流行っている「パキスタニスーツ」と呼ばれる、ゆったりめの形のデザインのセットも置いてありますよ。
東京だと、新大久保にこういうお店は数軒ありますし、
他のエリアにもポツポツ存在しますよ〜。
サイズ直しやオーダーがOKな店もあります!
こちらの地図をクリックすると「BINDU’s COLLECTION & BOUTIQUE」2店舗の地図が確認できます。
ご興味のある方は是非足を運んでみてくださいませ。
アジアの布や民族衣装が好きな方なら、絶対にワクワクできるお店です。
今のところ、現金支払いのみなので、お店に行く時は事前にお金を用意していくのをお忘れなく〜。
かわいいものがいっぱいで、思わずお財布の紐が緩んじゃいますよっ。
パキスタン人によるシャルワールカミーズのオンラインショップ
民族衣装のオンラインショップも増えていて、
パキスタン人による日本に住むパキスタン人同胞のためのシャルワールカミーズの国内通販店もちらほらと。
日本に家族で定住するパキスタン人もそれだけ増えたってことですね。
きちんとショッピングカートのあるショップサイトを持っているところもあれば、
facebookやinstagramのみで販売しているところなど、販売形式は様々。
ただいずれも、お値段はお求めやすい設定です。
お読みいただきありがとうございました!
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