こんにちは、スズケーです。
私は本が好きで、学生の頃から本には惜しみなくお金を費やしてきました。
普及版と限定版があれば絶対そちらを買うし、なんなら普通のと2冊買うこともある。
何万円とかする豪華本とか、辞典や資料集も買っちゃう。
コレクター気質的なオタクなのです。
購入する本は日本のものだけでなく、海外のものも購入します。
海外の本の中には、日本ではなかなか手に入らない情報が掲載されているものや、
写真がとっても美しい豪華なハードカバーの本などもあったりするので、
これは！という本に出会うとたまらなく嬉しいです。
パキスタンに関する洋書でも2冊、気に入っているものがあるのでご紹介します。
目次
パキスタンのカラフルな写真がいっぱいの洋書
スズケー的にオススメなパキスタンを紹介する洋書はこの2冊！
どちらもパキスタンの文化の一部を、フルカラーの美しい写真で楽しめる内容です。
インドに関する本はいっぱいあるんですが、パキスタンに関する本ってとっても少ないです。
その少ない中でも、こんな良質な面白い本があるんだって、手にした時は小躍りしました。
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Colours of the Indus: Costumes and Textiles of Pakistan
- A Brief History of Textiles in Pakistan
- Sindh
- Baluchistan
- Punjab
- North-West Frontuer Province
タイトルの通り、パキスタンのカラフルな布と民族衣装を写真で紹介した本です。
地域別に、その土地ごとの様々な染め・織り・刺繍、そしてそれらを使った衣装が、たっぷり紹介されています。
インドとの国境付近に住むラバリやジャートなどの少数民族のびっしり刺繍が施された布や衣装、
天然染料で染めるアジュラック、
アフガニスタンとの国境付近に住む遊牧民族クチの衣装や装飾品、
フンザの織物や、カラーシュの人々の民族衣装など、
パキスタン全土の布に関する情報・写真が満載。
パキスタンに興味はなくとも、布好き・少数民族などの民族衣装好きならば手にしておきたい一冊だと思います。
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On Wings of Diesel: Trucks, Identity and Culture in Pakistan
- Beginnings
- History of a Dystopic Utopia
- Education and the Boundaries of Class
- Trucks and Transportation
- Trucks, Truckers, and Society
- Truck Design and Arisanal Trade
- Structure, Motif, and Meaning
- Religion, Identity, and Trucks
- Meaning, Modernity, and Shifting Signifiers
- Truck Design, Art, and Agency
パキスタンと言ったらこれ！な、パキスタンのギンギラトラック・デコトラについてまとめた本です。
いろんなデコトラの写真がたくさん掲載されているのはもちろん、
トラックドライバーや、デコトラを飾る職人さん達についてもまとめられた、
パキスタンのトラックに関するものをギュッと詰め込んだ内容になっています。
とにかく綺麗にカラフルに！なトラック、
企業の広告を兼ねたトラック、
社会的なことなどの啓蒙活動のためのキャッチコピーが書かれたトラック等々。
ありとあらゆるトラックの写真が掲載されているし、
デコトラ職人さんの作業の様子の写真などもあります。
こんな本あるよって旦那に見せたら、旦那も大喜びで見ていました。
本の内容をしっかり理解しようと思ったら、もちろん英語を読む必要がありますが、
フルカラーの写真がたっぷり使われているので、
文字を読まず、写真を見るだけでも十分に楽しめます。
私も文章はほとんど読んでません（ダメじゃん）。
本から、楽しいパキスタンを知る
パキスタンと聞くと、テロとか危ないとか、そういうマイナスなイメージを持つ方が多いのではないかと思います。
でも実際は、パキスタンって
もちろんテロとか暴動とかそういうことも起こるけれど、
ポジティブな方面にもとってもエネルギーがあって、楽しい国です。
今回紹介した2冊の本は、布や衣装とトラックアートと言う
パキスタンの人々の生活の中にごく普通に存在するものに焦点を当て、
それらを色鮮やかな写真とともに紹介しているもの。
それらにからめて、そこに住む人々の様子も薄ら垣間みることができます。
パキスタンを知っている人はもちろん、
パキスタンを知らないけれども興味を持っているという人も、楽しくページをめくっていける本だと思います。
パキスタンに対してマイナスイメージを持っている人でも、
パキスタンってこんな一面もあるんだなって、新鮮な気持ちで読み進められるのではないかと。
どちらの本もすでに結構なお値段がしちゃいますが、
こういう本はあっという間にプレミア価格がついて、その後なかなか値下がりしなくなっちゃいます。
ちょっとでも読んでみたいなと思ったら、今すぐポチっておくことをお勧めします！
日本語でパキスタンを知る・見るための本は、少しだけですが以前紹介していますので、
興味がある方はこちらも読んでみてください。
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お読みいただきありがとうございました！
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