こんにちは、スズケーです。
- このマンガがすごい!2018 オンナ編 第3位
- 第3回 次にくるマンガ大賞 第4位
など、2018年に結構注目を集めていたWEBコミック「サトコとナダ」が11月に完結、
本日12月11日に最終巻のサトコとナダ 4が発売されました。
買い物に行った時に
「サトコとナダの4巻、明日発売だっけ?」と思い出し、本屋で取り置きお願いしようとしたら、店員さんに
「”貞子とナダ”ですね!確認するので少々お待ち下さい!」と言われました。
惜しい、ちょっと違うんだな。
せっかくなので、読んでる・気になってる、イスラームや中央アジア関連のマンガをピックアップしてご紹介。
目次
サトコとナダ ユペチカ 全4巻
アメリカに留学した日本人・サトコが、サウジアラビア人のルームメイト・ナダに出会った事でイスラム文化に触れながら、異文化交流ライフを送る様子を描いたマンガ。
イスラムについて何も知らなったサトコが、ナダと一緒に生活していく中でイスラムについて知っていく…
コラム的な内容のネタもあり、サトコと一緒に読者もイスラムについて知っていく事ができる。
絵はうまいとは言いかねるけど、人種別の描き分けとかが意外にしっかりされていて、丁寧に書かれているなぁという印象。
基本は4コマなので短時間でサクサク読める。
ちょっとだけイスラムに興味があるので、何か気軽に読んでみたいという人にもオススメ。
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乙嫁語り 森 薫 1〜11巻
19世紀後半の中央アジアを旅するイギリス人探検家・スミスが各地で出会った、乙嫁(「若いお嫁さん」「美しいお嫁さん」を意味する古語)にまつわる物語。
架空の物語とはいえ、歴史や文化考証がしっかりされていて、シルクロードの遊牧民と定住民の風俗や文化が細かく描写されている。
圧倒的な画力と、細部まで丁寧に描き込まれた作画もとっても素晴らしい。
中央アジアの文化にとても敬意を持って描かれている作品だなというのがよくわかる。
登場する乙嫁達の着ている衣装を見るのも楽しい。
もちろん時代が全然違うけれど、家の中とか食事とか、私が住んでたフンザにも似通っているところがあって、見ていてちょっと嬉しい。
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聖なるインド、はるかなネパール―アジアのディープな歩き方2 堀田あきお&かよ 全1巻
知る人ぞ知る伝説のバックパッカーマンガ「アジアのディープな歩き方」の続編。
勤めていた出版社を辞めてアジア旅行に飛び出した杉田クンがついにインドへ突入!
一人の青年がハードな旅で成長していく様子を描いた、笑いと涙と別れの物語。
前作の東南アジアがメイン舞台の「アジアのディープな歩き方」から読んでいると、杉田クンが人としても旅行者としても成長している様子がありありとわかり、とても感慨深い。
こういう個人旅行をした事がない人は「こんな旅行の仕方もあるんだ」と、
バックパッカー経験者は「ああ、わかるわかる」と、
それぞれの立場から杉田クンの旅を一緒に楽しめる。
この他に、ご自身達の取材旅行をマンガにした「アジアのハッピーな歩き方」「夫婦でインドを旅すると」などにもインド旅行が登場する。
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テンジュの国 泉一聞 1〜3巻
十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに異国から花嫁がやってきた。
初々しい二人は、少しずつ距離を縮め、やがて家族となっていく。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。
よくもまあここまで…と驚くほどの、乙嫁語りそっくりコンセプトのマンガ。
作画も頑張っている感じは伝わるけれど、やっぱり森薫先生と比べると格段にお見劣りしてしまう。個人的には、簡略化された時のキャラクターの顔が好きではない。
今のところかなりまったり・のんびりしたお話で、作品としての印象は弱め。
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それいけ!パキスタン通い妻 小越なつえ 全1巻
パキスタンに単身赴任した旦那様(日本人)に会うため、パキスタンに通った際の出来事を描いたエッセイマンガ。
日本人駐在員妻の立場から、パキスタンの生活や、出来事、文化を紹介。
説明メインで文字が多く、正直、マンガとしてはあまり面白くない。
けれど唯一のパキスタンのエッセイマンガということで一応紹介。
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以上、少ないですが、イスラムや南アジア、中央アジア関連の漫画でした。
他にも色々あるけれど、オススメしやすい&このブログ読んでる方が興味を持ちやすそうなものだけピックアップしました。
オマケですが、モーニングゼロ2016年3月期佳作のなつみ理奈さんの「社長はパキスターニ」も面白いです。
WEBで読めるので、おヒマな時にどうぞ。
お読みいただきありがとうございました!
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有難う「社長はパキスタン人」面白かった。乙嫁語りもぜひ読みたい!実は俺トルコ大好きなんだよ。トルコ人の友達もいるんだよ。だからあの辺大好きだ。なんか昔から気になって気になって。そんな気持ちすずけーさんならわかるでしょう。(笑)
ひろさん
「社長はパキスタン人」面白いよね。
乙嫁語りすっごくいいのでぜひっ!
トルコなら「トルコで私も考えた」が有名だけど
「わたし今、トルコです。」っていうのもあるよー。
サトコとナダ良かったです!とりあえず1巻買ってみたら面白くて2~4巻買いに本屋戻りました。
4コマだから気軽に読めるけどサラリと深いセリフあったりして。
終わってしまって残念ですねー。
(ちなみに私も乙嫁語りが好きで全巻持ってます。)
まつこさん
お!気に入っていただけてよかったです!
漫画お好きなようでしたら、海外とかはぜんぜん関係ないですが
「中卒労働者から始める高校生活」というのが激押しです。
ご興味があれば是非どうぞ!