こんにちは、スズケーです。
昨日、2020年年内の東京外国語大学オープンアカデミー ウルドゥー語講座(2020年度秋)の授業が終わりました。
全15回の授業のうち、今日が6回目でした。
なので大体、全体の三分の一ちょっと終わったことになります。
2020年分の授業が終わったということで、とりあえずここまでの感想をまとめておこうと思います。
ちなみに私、ダメ出しハッキリする日本人なので、ダメなもんはダメって言っちゃいますが、
現時点では、東京外国語大学 オープンアカデミー ウルドゥー語講座の満足度は、5段階評価で1です(もちろん5が一番良い)。
あんまりよい感想ではないので、どうしようかなって思ったんだけど、
嘘ついたって仕方がないし、
実際に受講している生徒の率直な感想としてまとめておこうと思います。
あと、まだ講座は修了したわけではないので、あくまでも中間感想です。
目次
東京外大のウルドゥー語講座 前半を終えての感想

まず最初に言っておくと、私は現時点でこの東京外国語大学オープンアカデミー ウルドゥー語講座に全く満足していません。
私がすでにウルドゥー語を話せるから、簡単すぎてつまらないのでは?という意見もいただいたのですが、
そういうことではないのです。
そもそも、授業の準備ができていなとか、授業内容が行き当たりばったりすぎるとか、
授業内容以前に「有料の講座としての授業の進め方・教え方」という基本的なことに対して不満があるのです。
これっ!
これがだめなのっ!
- 授業の準備ができていない
- 行き当たりばったりの授業でカリキュラムがめちゃくちゃ
- 「何が出来るようになるのか」が見えてこない
授業の準備ができていない

オンライン講座には、パキスタン人のアーミル先生と私達受講生の他、おそらく現役外大生らしいスタッフがサポートのためにサインインしています。
このスタッフは、基本的には授業には参加しません。
3回目の講座の時。
授業が始まってから、つまり、授業時間内に先生がそのスタッフにウルドゥー語で話しかけ、
「受講生はgoogle classroomで返信ができるのか?」といった事務的なやりとりを始めました。
この日は他にも、授業で使うホワイトボードが準備出来ていなくてしばらく待たされるなど、
「そんなの、講座始まる前に確認&準備しといてくれよ」
的なことが頻発。
また「このデータをあとでみんなに送る」と言いながら、結局送られて来ない…ということも何度かあり…
出来ない・やらないなら適当なこと言わないでほしい。
動かないパキスタン人・インド人は、こちらからアクションして彼らがプライドをかけてやる方向にしていくとやってくれる。
私は昔、日本語教師養成講座を受講していました。
卒業後は、同じクラスだった人達と一緒に、ボランティアでとある企業で働くインドの人達に日本語を教えていました。
ボランティアとはいえ、会社の社長さんから正式に依頼されていることでもあったし、
授業の前には、事前に教案(授業内でやる内容や流れの台本のようなもの)を作って時間配分を考え、
事前に自分で模擬授業をして時間確認したり調整したり、配布する資料を準備して…ってしていました。
今もジャンルは全く違うものの、ワークショップやレッスンなど、人に教える仕事をすることもあるのですが、
教案を作ったり、定期的に教案や配布資料の見直しをしたり…って言うのは勿論しています。
なので、「授業に使うものが用意できてない」「授業中が始まっているのにスタッフと授業の準備に関する会話をする」というのは流石にどうかと思うのですよ。
教えるのを仕事にしているのだから、そんなの事前にやっておくべきことじゃない?
あと、授業中にスカイプ通話が何度もかかってくるのもやめてほしい
(もちろん通話はしないけど、授業中は電話がかかってこないようにサインアウトしておいてほしい)。
5回目に資料も全く渡されず来週までに書くようにと、母音と子音を組み合わせる宿題をだされたのだけど、教えられておらず書き方もわからないので、私を含めてみんな宿題をやることが出来なかった(自分が教えた内容や受講生が何が出来るかくらい把握しておいてほしい…)。
それに関する資料は準備してないようで「カリグラフィーペンを手に入れたら私(先生)が書いて、スキャンしてみんなに送る」と言うことを5回目にも6回目にも言ってたのだけど、
だから、そういう道具の準備とかをあらかじめやっといてほしいなって事よ…
カリグラフィーペンなんか普通に売ってるからはよ買ってほしい。
ウルドゥー語のアラビア文字用にどうしても先が斜めになっているのがいいのなら、ハサミでカットすりゃいいじゃん…
あと、授業中はホワイトボードに普通のマーカーで書いてるんだから、カリグラフィーペンにこだわらなくていいよ…
それにこだわって資料配布できないとか本末転倒です。
※ちなみにサクラクレパスは海外用に先が斜めになってるカリグラフィーペンを作って売っています。
行き当たりばったりの授業でカリキュラムがめちゃくちゃ

1回目の授業のあとに
「先生の英語が何言ってるかわからなくて、授業についていけるかどうか心配」
という不安をブログにアップしましたが…

今のところ、授業にはついていけています。
何故かと言うと、ほとんど何も教わってないからです!
え、マジ何それドウイウコト!?って感じですが…
そういうことです…
いや、教わってはいるのだけれど、
全部中途半端に終わってしまっているので、教わった感・勉強した感がないと言うか。
事前に告知されていた講座の内容としては「基礎となる文法や簡単な会話を学ぶ」ということだったのはずなのですが…
これまでのウルドゥー語講座でやったことをまとめると、こんな感じ。
- 受講者の自己紹介と先生との雑談(英語で)、挨拶のことばの紹介
- ウルドゥー語のアルファベット(35文字中6文字のみ)
- アルファベットの発音(有気音と無気音の説明)
- 男性名詞・女性名詞の説明、文法が日本語と同じであることの説明
- アルファベットの発音(母音の説明)
- 子音と母音の組み合わせ(母音4文字のみ)
ほぼほぼアルファベットとその発音、書き方についてしかやっておらず、
「会話」的なことで教えられたのは、
「assalam alaikum → walaikum assalam」
「mera name ○○ hai」「main ○○ hoon」
のみ。
4回目の授業の終わりには「次回は自己紹介の仕方を教える」と言っていたのに、
実際にはまたアルファベットとその発音だったし、
アルファベットを教えると言っても、
全文字をやるわけでなく、一部の文字のみ説明して、あとはデータ見て自分でやってねってスタイルで、
発音の区別が難しい文字なんかもほんの一部やるのみであとは放置。
文字や発音をやるならやるでいいけど、なんで一部しかやらないのか…
アルファベットと発音を部分的にチョロっとやったかと思ったら文法説明、
5回目は、先生も前回予告してたしいよいよ会話練習に入るのかと思ったら
なぜかまたアルファベットと発音に後戻り…と、
内容がもんのすごく行ったり来たりしている。
全15回の全体のカリキュラムは作っていなくて、
行き当たりばったりの思いつきやその時の気分で授業しているのだろうか?という感じ。
文法に関しても、全く説明してないものが突発的に資料に出てきたり、
そしてそれをそのまま放置して進めたりと、いやはやかなり微妙です。
東京外大オープンアカデミーの公式サイトでは、講座内容や講座スケジュールはこんな感じに紹介されていました。
今んところガン無視。
でもね、受講生はこれを見て「こういうことやるんだ〜」って思って申し込みするわけですよ。
おわかり?
「何が出来るようになるのか」が見えてこない

これまでの授業では、ウルドゥー語のアルファベット1文字づつの発音をかなり細かくやってきたけれど、
大学で4年間かけてウルドゥー語を学ぶならまだしも、90分×15回しかない文化講座でそればかりやるのはどうなのかな、とちょっと思っています。
しかもですね、発音を細かくチェックするものの、全ての文字をやるわけではなく一部の文字しかやらないので、ものすごく中途半端なのだよね。
15回しかない講座なのだし、どうせ一部の文字の発音だけやってあとはデータで独習してねって形になってしまうのであれば、
最初から文字はデータを渡してサラッと見てもらうだけにして、
会話を中心に進める内容にした方が、覚えた言葉からすぐ使えるので「勉強した感」があるし、受講生の満足感も高くなるのではないだろうか、と思うのだけれど。
日本人にありがちな「発音を気にして喋れない、喋るのを躊躇してしまう」ループに陥ってしまう気がするのだが…
この講座を受けることによって、
文字が読み書きできるようになるのか?
発音が完璧にできるようになるのか?
簡単な挨拶や自己紹介が出来るようになるのか?
3分の1ちょっと終了した今の時点で
「この講座で何が学べるか、何が出来るようになるのか」というものが全く見えてきません。
なんとなく、どれも達成できずに中途半端〜に終わる気がする。
東京外大オープンアカデミーのサイトでは
講座内容として「基礎となる文法や簡単な会話を学ぶ」となっていたけれど、
果たして今後、それをちゃんとやるのか?やれるのか?非常に不安です。
「語学の授業で先生ばかりがずっと喋っていたり、ずっと言葉だけで説明する授業は良くない」と教わったんだけど、
このウルドゥー語講座はでは先生ずっと喋ってる…
再受講・継続受講の予定は今のところなし

そんなわけで、授業の内容云々以前に
「先生の授業に対する姿勢、教え方」
そういうところがかなりダメだなーって感じてしまって、
このウルドゥー語講座にはかなり不満を持っています。
もしかしたらね、例えば
発音をより良くしたいとか、語彙を増やして会話力を上げたいとか、
そういう、すでにかなりウルドゥー語を喋れる・読み書きできる人のためにする授業はとてもいい授業をしているのかもしれない(もしかしたらね)。
でも少なくとも、今私が受けてる授業はダメだ。
授業の内容云々以前に、先生の授業に対する姿勢がダメだ。
先生は別に悪い人ではないけれど、
教え方が上手くない&準備をちゃんとやってくれてないのが本当に残念です。
内容が良ければ、この後も続けて受講したいなと思っていたけれど、今のところ再受講・継続受講はしないつもりです。
ウルドゥー語を学びたいと言う人にお勧めできる内容でもないかな…
つーか、先生がよくこれまでこのスタイルで教えてこれたなってちょっと驚いています。
25,000円と言う、高くはないもののそう安くもない受講料と、
受講のためにそれなりの時間を確保して費やしているのに、これはないよ。
最低限、準備くらいはちゃんとしてほしい。仕事でしょ。
他の受講生さんは満足しているのだろうか。
これまで先生のオープンアカデミーの講座に対して、何のクレームも出てこなかったのだろうか。
私自身が「教えること」を仕事にしてることもあって、授業に対して厳しい見方をしてしまっているだけ?
ここまではとにかくなんだかやたらと発音について細かく言われて、ほとんどそればっかりやっている感じ。
発音ももちろん大事なことではある。
でも、パキスタン人だって人・地域によって発音はかなり違って、
一体どれくらいの人が先生の言う「正しい発音」をしているのかって感じなのに、
15回しかない文化講座でそこまでやる必要があるのだろうか?
しかも会話ではなく「アルファベット1文字の正しい発音」なんて、普通にしてたら披露する機会なんかないよ…
オープンアカデミーの受講生は、講座内容の説明にあった「基礎となる文法や簡単な会話を学ぶ」というのを見て「受講したい」と申し込んだわけで、
ウルドゥー語のアルファベット1文字だけを見て、その文字を正しく完璧な発音をできるようになること目標にしてる人はさほどいないと思うのですよ。
身近にいるパキスタンの人に挨拶したり、自己紹介したり、自分の好きなことやものを伝えたり…
そうやってお話が出来るようになることを期待してみんな受講してるんだと思うんだけどな。
違うかな。
つーか、募集時の説明と実際の内容がここまで違うのは、もう詐欺ですよっ!!
ちなみに昨日は突然「エクスプレスウルドゥーを持ってた方がいい」と言われました。
テキストは配布だったはずではないのか…
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先生が外国人だからダメなのではなく
ちなみに「ネイティブの先生だからダメ」ってわけでも、
先生は日本語が出来ず、私は英語が出来ず、共通語がないからダメってわけではないです。
ネイティブでも、先生と生徒の共通語がなかったとしても、
教え方がとても上手く準備もしっかりしてくださる先生はいる。
実際私がインド旅行中にヒンディー語を教わったインド人の先生は教授法も授業に対する姿勢もとても素晴らしかった。
先生は日本語が出来ず、私は英語が出来ないという、今と全く同じ条件の元、
18日間連続で直接法(媒介語を使わず目標言語だけを用いて教える教授法。この場合は、ヒンディー語でヒンディー語を教えてくれた)で習って、
それだけで、雑談したり旅行中に困らない程度の会話と、読み書きができるようになりました。
ちゃんとやる・やれるかどうかは単に先生個人の問題で、
結局は先生の授業の構成力、分析力、生徒に対する対応力などの「総合的な教える力」と、授業に向き合う姿勢の差なのだよね。
大学は、講師を採用する際に、ちゃんとした教授法を持っているかどうかとか、
生徒のことを思った授業を行えているかどうかとか、
その授業を数回確認した上で採用してほしいよ…
準備をまともにせずに(先生はしてるつもりかもしれないけど、私からはそう見えない)授業やっちゃう先生とか論外だよ…
今後もあんまり期待せず

まあそんなこんなの東京外国語大学 オープンアカデミー ウルドゥー語講座の中間感想でした。
あくまでも一受講者としての私の感想で、もしかしたら同じ講座の受講生さんの中にも「素晴らしい講座だ!」って思ってる方もいるのかもしれないけれど、
私自身は授業の内容だけでなく、「そもそもの先生の授業に対する姿勢」って点からダメだと思ってます。
残り9回。
あと9回が、講座に対するイメージが良いものに変わるような素晴らしい授業になるといいな〜とは思うけれど、
あまり期待しないようにしておきます。
でもせめて、受講してよかったなって思えることが、今後ちょっとでも増えるといいな。
11月末に東京外大のオープンアカデミー事務局から、講座に関するアンケートが来ていたので、もちろん「必要など道具など、授業の準備は事前にやっておいてほしい」とか、色々ダメだと思う点などを書いて送っておいた。
改善されるといいな。
後半でもアンケートが来るそうなので、またキッチリ不満な点を書く予定。
勿論いいところ・受講してよかったことがあればそれも書きますけどね。
あれば。
受講を全て終えての感想は、こちらの記事でまとめています。

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デザイナーとライターをしています。お仕事のご依頼やご相談もお気軽に。
自分の英語力がなくて授業いついていけてないだけじゃ?
TUFSさん
えっ?
私の英語力と、
先生が授業の準備をちゃんとしなかったり、カリキュラムがめちゃくちゃなのが関係あるんですか!?
それはすごいな。