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チトラール、カシミールの外国人登録・入域許可制度が緩和

チトラール、カシミールの外国人登録・入域許可制度が緩和

こんにちは、スズケーです。

これまでパキスタンでは、
カイバル・パクトゥンクワ州のチトラールやアザードジャンムーカシミール州に外国人が入域する際、外国人登録及び入域許可(NOC/No Objection Certificate)の取得が必要でしたが…

4月半ばより、この規制が緩和されました!

多分、パキスタンのアライバルビザ申請が可能になったのと同じ時期か、
少し後くらいからではないかと思われます。

パキスタンのアライバルビザ申請に関しては、こちらの記事で確認を。

パキスタンビザをオンライン申請!アライバルビザ申請方法
パキスタンのアライバルビザ取得!オンラインビザ申請方法2019年4月15日よりパキスタンのアライバルビザが取得可能。オンラインでのパキスタンビザ申請方法を画像付きで詳しく説明。インド〜パキスタン〜中国を抜ける旅行が便利に。...

 

チトラールやカシミールで入域許可(NOC)の取得と護衛が不要に

外国人登録及び入域許可(NOC/No Objection Certificate)に関する規制が緩和されたというのは、主にチトラール関連として聞いた情報です。

ただ、内容やこれまでこれらの規制が必要だったいきさつなどはアザードジャンムーカシミール州も同じかと思います。

規制緩和された内容は以下の通り。

  • 各エリアの国境付近をのぞき、入域許可取得が不要に
  • 警官による護衛が不要に

まぁ、この二つなのですが、特に2つめ!
警官による護衛が不要になったというのは、気持ち的に大分楽なのではないでしょうか。

チトラールと外国人旅行者と9.11

シャンドゥール峠 パンダールシャンドゥール峠 パンダール

アメリカの9.11のテロ以前、フンザと並んでパキスタンの著名な観光地の一つだったチトラール。
当時は毎年何千もの外国人観光客が、その風光明媚な景色や少数民族であるカラーシャ族の異文化を見るために訪れていました。

スズケー
スズケー
私がパキスタンに行くようになったのは9.11のあとなので実際に見てはいないのですが、
昔はチトラール〜ギルギットの間のシャンドゥール峠を、馬と自炊道具一式を買って馬に乗って越える、というのが旅行者の間で流行っていたそうです。
それくらい平和な場所だったということ。

が、9.11のテロをきっかけにパキスタンの治安が悪化し、観光客が激減。
チトラールでも多くのホテルが閉鎖したり、観光業に携わる人が職を失いました。

パキスタンの治安が落ち着き始めた頃、観光客は再びチトラールを訪れるようになりますが、
外国人観光客がチトラールを訪問・滞在するためには、外国人登録及び入域許可の取得・警官による護衛が必要という条件が課せられることになりました。
一時期は、外国人がカラーシュバレーに宿泊することができなかった時期も。
入域制限のあるエリアがあることと外国人が事件に巻き込まれることがないように、というのが理由です。

登録自体は外国人登録オフィス(Foreigner Registration Office)に行って必要情報を記入するだけなので大してたことでもないのですが
護衛として警察官がくっついてくるのが、やはり不便だったり鬱陶しいことも。

特に個人旅行者なんかは、自分の好きなように好きなところを歩きたい人が多いので、
特に費用的な負担がかかるわけではないとはいえ、この警察官による護衛システムを煩わしく思っている人も多くいたかと思います。

チトラールに戻ってきた外国人観光客

今回、この規制が緩和されたことや、
ちょうどカラシュバレーで、毎年5月半ばに開催されるジョシというカラーシャの春祭りが開催されるタイミングが重なっていたこともあり、
この5月のチトラールには、たくさんの外国人観光客が訪れていたようです。

欧米からの団体ツアー客もきていて、観光業を営む友人なんかはオフィスのジープ総出で対応し、大忙しのようでした。

2019年のカラーシャの春祭・ジョシの様子2019年のカラーシャの春祭・ジョシの様子
画像引用元:https://www.instagram.com/musa_hptours/
スズケー
スズケー
私も連れてってやるって言われてたんですが、帰りの飛行機の都合もあって今回は断念。

カラシュバレーやカラーシャ族に関することや、チトラールへのアクセスはこちらを参考に。

チトラール・カラシュバレーへのアクセス カラフルなカラーシャ族 
チトラール・カラシュバレーへの行き方・アクセス カラフルなカラーシャ族 パキスタン北部・チトラール(チトラル)やカラシュバレーへのアクセス・行き方のまとめ。パキスタンのチトラールに住むカラフルな民族衣装が有名な少数民族・カラーシャ族について。...

国境付近以外は規制なく旅行が可能

規制が緩和された、警官による護衛が不要になったと言っても、外国人登録だけはまだ必要です。

「外国人登録も不要」と言う方もいたので、どちらが本当のところかちょっと不明なのですが、例え必要だったとしても外国人登録はパスポートとビザのコピーを渡して必要箇所に記入するだけですので特にノープロブレムかと思います。

ここら辺の情報が一貫していないのは、行政のおふれが現場で働く末端の人々までしっかり伝わっていないからでしょう。
しばらくの間は、マイナーエリアなどではあちこちで情報錯綜して振り回されるかも。

2019年5月半ばの時点で、ギルギット・バルティスタン州では外国人登録が必要だったので、恐らくチトラールでもまだ必要なのではないかと。
やることもギルギット・バルティスタン州のチェックポイントのどこかでパスポートを見せて書類記入するのと、写真を撮るくらいです。
特にこちらが意識していなくても、移動中にバスやタクシーのドライバーさんが案内してくれます。

パキスタンの今後の観光発展に期待

外国人旅行者のビザ取得や行動規制の緩和など、パキスタン国内の観光業の発展にも積極的に取り組んでいるイムラン・カーン首相率いる現政権。

ただ、インフラ整備が整っていないことなど、まだまだ見直すべき点はたくさんあります。

ただ単に行政上の規制を緩和するだけでなく、

  • どうしたらより良いパキスタンになるか?
  • 何を改善すればより快適に旅行しでき、滞在できるか?
  • どうやったらパキスタンの魅力がより多くの人に伝わるか?

こういうことにもしっかり目を向け、随時改善対応していく必要があると思います。

パキスタンが「訪れてみたい魅力的な国」になっていくよう、今後も頑張っていってほしいですね!

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スズケー
スズケー
フンザ出身のパキスタン人と国際結婚しています。 デザイナーとライターとアーティスト、時々通訳をしつつ、 投資もやってます。 お金稼いでパキスタンと日本とインドと、好きに行ったり来たりしたい。
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