こんにちは、スズケーです。
旅行やレジャーに行かれるみなさん、日焼け、気にしていますか?
私は焼けやすく、そして日焼けが何年も長く残りやすい方なので、極力焼けないようにすっごく気にする方です。
今回のパキスタン滞在で一番失敗したのは、日焼けです。
朝起きて鏡を見るたびに、悲しくなる程毎日徐々に黒くなりました。
みんな!
SPF30・PA+++の日焼け止めくらいじゃ、フンザでは役に立たないよ…!
目次
日焼け、それはフンザのお土産
日焼けはフンザのお土産、フンザに行ったよって言う証。
もはやそうやって自分を慰めるしかありません。
今回のパキスタン・フンザ滞在で毎日しっかり日焼け止めを塗っていたにもかかわらず、
こんがりと焼けました。
帰国後にマッサージに行った際、サロンの方が「背中めっちゃ焼けてる!」と驚いて写真を撮ってくれました。
お見苦しい姿で失礼。
いやあっ!
めっちゃ焼けてる!黒くなってる…!!!
フンザにいる間は面倒&髪の毛がぼさぼさになるのが嫌で、シャルワールカミーズのドゥパタは頭にかぶらず、
インド式に正面から後ろに肩にかけているだけだったので、首が無防備になっていたようです。
当然、焼けたのは首だけではありません。
幸い今回は、長袖か七分丈のシャルワールカミーズを着用していたため、
焼けたのは顔・首・手。
もちろんしっかり日焼け止めを塗っていたし、1日3〜4回塗り直ししていたんですけれどね…
顔なんか特に念入りに日焼け止め塗っていたんですけど、
それでも毎朝、鏡を見るたびに「今日もなんか黒くなった気がする…」ってテンションが下がりました。
それでもこんな焼けました。
泣きたい。
SPF30・PA+++じゃ役に立たないフンザの日射し
私が今回使っていた…というか、私が日常的に使っている日焼け止めはこれです。
日常使いにぴったりのみずみずしいミルキーなジェルクリームタイプのUVカットです。
保湿力を重視して作られているそうで、ジェルというよりはもはや乳液。
すっごく軽い使用感で、全くベタベタしないし、綺麗に伸びて、塗るとむしろしっとりします。
本当に乳液みたいな使い心地だし、白浮きもしない。
低刺激で安全なカプセル化した紫外線吸収剤を配合とのことで、顔に塗るのも全く抵抗感ありません。
石けんや洗顔料での洗い流しも可能。
少々お高いですが、肌への負担がなく、顔もカピカピせずしっとり…
普段使いとしてかなり気に入っている日焼け止めなのですが、フンザの強い日射しには「SPF30・PA+++」では役に立たなかったようです…
標高と紫外線
紫外線は上空から地上に到達する間に、空気分子やエーロゾルにより散乱され、弱くなるんだそうです。
すなわち、標高が高いと紫外線は散乱を受けにくく、大気を通過する際のオゾンによる吸収も少なくなり、紫外線は強まります。
一般的に紫外線は標高が1000m高くなると約10%増加すると言われているそう。
また、山頂で大気が非常に澄んでいる場合はそれ以上に紫外線が強くなることも。
気象庁のサイトにはこんなことが書いてありました。
山頂で大気が非常に澄んでいる場合などには、先に示した割合以上に紫外線は強くなることがあります。 高層気象台(つくば)で実施された夏季の乗鞍岳(2,772m)における紫外線観測では、 快晴時の場合、つくば(31m)にくらべ約40%紫外線が強くなりました。これは1,000mあたり約15%強くなることに換算されます(Ito et al., 2014)
引用元:https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-77uvindex_mini.html
私が住んでいる名古屋はとても広い地帯を持つ世界有数の水没都市。
家のある場所は水害の心配のないエリアなのですが、それでも標高はせいぜい20〜30m程度です。
それに対してフンザ(カリマバード)の標高は2,500〜2600m…
あ、これ、気象庁のサイトに出てる例と同じじゃん。
フンザの紫外線、名古屋より約40%強いってことじゃん。
しかも私、フリーランスで自宅でひとりで仕事してますから、家から出ることがあまりありません。
出かけるとしても、せいぜい徒歩3〜4分のところにある近所のスーパーに買い物に行くか、徒歩5〜6分の図書館に行くくらい。
夏場は暑さ対策でベランダにUVカット効果付きのオーニングをぶら下げているし、
いつもいる部屋のベランダのガラス戸にはUVカットのシートを貼っています。
普段、日に焼けることがあんまりないのです。
そんな日焼けに対して脆弱な私が、毎日毎日1日15,000〜25,000歩歩くくらい外に出て、
普段より約40%強い紫外線をあびれば、そりゃ焼けるよね!!
絶対買うべき!ヘリオケア SPF90の日焼け止め
で、もう今さら調べても遅いのですが、
フンザでも焼けない日焼け止めはないだろうか…と思ってあれこれ調べてみました。
いやこれ、フンザ行く前に調べるべきでしたよ、ホント…
日焼け止めの「SPF」と「PA」の違い
「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなる紫外線B波(UVB)を防ぐ効果指数のこと。
1〜50+などの数値は、何も塗らない場合に比べてUVB波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表していて、数値が大きい方がUVB波に対する防御効果が高いです。
「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせる紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を表す目安のこと。
4段階の+マークで表示され、+の数が多い程、UVAに対する防御効果が高いことを表しています。
日本の薬局などで手に入るのは通常SPF50・PA++++くらいが最強です。
SPF50・PA++++以上の最強の日焼け止めが欲しい
日本の薬局などで手に入るのなかでは最強レベルのSPF50・PA++++。
が、昨年海に行った時は、これをマメに塗っていてもやっぱり焼けました。
おそらく海同様、普段より約40%強いフンザの紫外線には、SPF50・PA++++でも効くまい…
と思って色々見てたら出てきたのがこれっ!
SPF90…!
何これ神…!
Heliocare(ヘリオケア)は皮膚科分野の医療品などを研究開発しているグループの製品で、世界50ヵ国の病院に製品を提供しています。
「肌の大敵は日焼けによるもの」と考え、日焼け止め製品に力を注いでいるそうな。
SPF90なのに、毛穴を詰まらせない、肌にやさしい日焼け止めで、
レーザー治療後やピーリング後、お肌の弱い方用にヨーロッパや韓国の皮膚科で使われています。
使った人のレビューや口コミを見ると、重くないクリームで、ベタベタ感もさほどなし。
うっすらベージュいろがついてるようですが、肌の補正効果はほとんどなくて、ほぼ無色と考えていい感じだそう。
これ、UVAからの防御効果はないんだろうか?肌の老化防止にはUVAからの防御も大事な気がするんですけど…
日焼け止めサプリで、お肌以外も紫外線から守る
日焼け対策に力を入れている会社だけに、
日焼け止めクリーム以外に、日焼け止めサプリも出ていました。
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朝に1カプセルを飲むだけで身体を日焼けから防御。
強い紫外線に当たる場合は朝に2カプセル飲むか、朝に1カプセル・午後に1カプセル飲むと良いそうです。
例えばしっかり日焼け止めを塗っていても、目とかはどうにもならないし、
そういう部分には日焼け止めサプリって効果的なのかもしれません。
これはぜひ、併用して使ってみたい!
普段使いにはさすがに重すぎると思うので、今年の夏休み、海とか山とか行く前に、購入する予定です。
あとできれば唇も、UV対策しといた方がいいです。
日焼けするし乾燥してるしで、フンザだと、唇もガサガサになります。
私はこういうUVリップをベースに軽く塗って、
その上からオペラのリップティントとか使っています。
アウトドアを楽しむなら、男性も女性も、日焼け止め対策はしっかりと!
これからパキスタン、特にフンザに行くという方。
フンザの紫外線をなめていると絶対後悔します。
SPF90の日焼け止めやら日焼け止めサプリやらを用意して、日焼けしないように気をつけましょーう!
当たり前ですが、私みたいに焼けたあとから慌てて調べるとかしても遅いです!
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ラワルピンディーなどでは暑すぎて汗をかきますが、フンザは乾燥してますし、さほど汗はかかないので、日焼け止めのウォータープルーフなどはそんなに気にしなくていいと思います。
日常使いなら、美容液・乳液みたいな日焼け止めの、ドクターベルツのサンブロックもおすすめです。
ドクターベルツ製品は、化粧水とかもお値段高くないし、低刺激で高品質なので私は最近、ここの商品メインで使っています。
その他、フンザに持っていくといいよ〜って言う持ち物や
スズケーの旅行時の荷物リストは、こちらの記事で確認どうぞ!
旅慣れてない方には参考になるかもしれません。
お読みいただきありがとうございました!
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