パキスタンあれこれ

日本人登山家2人が、新ルートからラカポシ登頂成功!

日本人登山家2人が、新ルートからラカポシ登頂成功!

こんにちは、スズケーです

パキスタンで7月2日、
日本人アルパインクライマー・平出和也さんと、登山家・中島健郎さんが、
ギルギット北方に位置するカラコラム山脈西端の7,788mの高峰・ラカポシの
南壁の新ルートからの登頂に成功しました!

このお二人は2017年にもペアを組んで、
今回と同じくパキスタン北部、カラコルム山脈にあるシスパーレ(7,611m)という山の北東壁の新ルートからの登頂に成功しています。

 

平出和也さんと中島健郎さん

アルパインクライマー・平出和也さん

アルパインクライマー・平出和也さんアルパインクライマー・平出和也さん
画像引用元:https://www.yamakei-online.com/journal/detail.php?id=4583

平出和也さんは1979年長野県出身のアルパインクライマー・山岳カメラマン。

誰も足を踏み入れたことのない未踏峰・未踏ルートにこだわって、世界が驚く数々の新ルートを制覇してきたトップクライマーです。
これまでにヒマラヤの8000m峰を5座、7000m峰を10座、6000m峰を4座制覇しています。

1999年、大学2年の秋に大学の山岳部へ入部し、山の世界の虜になってしまったのだそう。

2001年に未踏峰クーラカンリ東峰(7,381m)に初登頂を果たし、日本スポーツ賞を受賞したのをはじめに、
2008年にはパキスタンにてガッシャーブルムII峰(8,035m)、ブロード・ピーク(8,047m)の連続登頂に成功。
また、同年にインドのカメット峰(7,756m)の南東壁未踏ルート初登攀に成功し、パートナーの谷口けいさんと共に、登山界のアカデミー賞といわれるフランス主催のピオレドール(黄金のピッケル)賞を日本人として初受賞し、世界的に評価をされました。
2017年にパキスタン・カラコルム山脈のシスパーレ(7,611m)北東壁の新ルートからの登頂に成功し、これが評価されたことにより、2018年にも再度ピオレドール賞を受賞しています。2度の受賞は、日本人としては初だそうです。

登山家・中島健郎さん

登山家・中島健郎さん登山家・中島健郎さん
画像引用元:https://www.yamakei-online.com/brand_ch/deuter_detail.php?id=5075

1984年奈良県出身の中島健郎さん。
登山家、山岳ガイド、山岳カメラマンとして活躍されています。

大学では山岳部に所属して登山の基礎を学び、在学中に3度の海外遠征を経験し、ネパールのパンバリヒマール(6,887m)とディンジュンリ(6,196m)の、2つの未踏峰に登頂成功しています。

うちにテレビがないので詳しくないのですが「世界の果てまでイッテQ!」という番組の登山プロジェクトにも数多く関わっている方のようですね。
麦わら帽子がトレードマークだそうです。
イモトアヤコさんと一緒に登山部隊として、マッターホルン(4,478m)、マナスル(8,163m)、マッキンリー(6,168m)に登頂しています。

2017年には、平出さんとともにシスパーレ(7,611m)北東壁の新ルートからの登頂に成功した功績により、一緒にピオレドール賞を受賞しています。

銀嶺の空白地帯に挑む カラコルム・シスパーレ

シスパーレ登攀シスパーレ登攀
画像引用元:https://haglofs.jp/store/u_page/interview05.aspx

前述した通り、この二人は2017年にもペアを組んで、
パキスタン北部、カラコルム山脈にあるシスパーレ(7,611m)という山の北東壁の新ルートからの登頂に成功しています。

平出さんは15年間にわたってシスパーレ挑み続け、2017年に中島さんとの4度目の挑戦の末、成功を果たしました。
シスパーレ北東壁に新たなライン(ルート)を引いたことはもちろん、その難易度と執念が世界からも絶賛されました。

この挑戦は、NHKによってドキュメンタリー番組も制作され、
「銀嶺の空白地帯に挑む カラコルム・シスパーレ」というタイトルで、Blu-rayも販売されています。

山中での様子は全て平出さんと中島さん自身による撮影で、
セラック(雪と氷の塊)が落ちてくる様子や滑落する瞬間も収められていて、私達が経験することはないであろう高所登山の臨場感溢れる様子を見ることが出来ます。

スズケー
スズケー
山に興味がない人でも、思わず引き込まれるような迫力あるドキュメンタリーです。
シスパーレ登攀シスパーレ登攀
画像引用元:https://haglofs.jp/store/u_page/interview05.aspx

カラコラム山脈の高峰・ラカポシの南壁新ルート登頂に成功

人生をかけて挑んできたシスパーレ登頂に成功した平出さんが次に目指す山は、
標高8611m、世界第2の高さを誇るK2では?という話もあり、実際に2018年6月にはK2の調査のためにパキスタンを訪れていたようですが、
彼が次にアタックしたのはK2ではなく、シスパーレと同じカラコルム山脈にある、ラカポシでした。

ラカポシ(rakaposhi)

カリマバードから見えるラカポシ(7,788m)カリマバードから見えるラカポシ(7,788m)

ラカポシはパキスタン北部、カラコルム山脈西部にあるラカポシ山脈の主峰で、標高は7,788m。

1938年より本格的なアタックが開始され、1958年6月にイギリスとパキスタンの合同登山隊が初登頂に成功しました。

山の名前はこの地方の伝説上の人物にちなみ「ラカの物見台」を意味するといわれていて、
地元の人には「雲の首飾」を意味するドゥマニと呼ばれることもあります。

その優美で美しい姿は、カラコルムハイウェイやフンザからも望むことが出来、フンザの人々にも愛されている山の一つです。

ラカポシのベースキャンプ(タガファリ)までであれば、フンザを早朝に出発すれば日帰りトレッキングも可能です。

フンザからギルギット行きのハイエースなどでナガルにあるミナピン村まで行き、ミナピン村にある登山口からベースキャンプまで4〜5時間程。
ミナピン村での宿泊も出来ますし、準備をしていけばベースキャンプでのキャンプもできます。

スズケー
スズケー
一人でもいけますが、パキスタンのトレッキングルートはネパールなどと違って整備されていません。迷う可能性もあるので、心配ならばガイドを雇っていくのがおすすめです。

2019年7月2日、南壁の新ルートからの登頂に成功

まだお二人が帰国されていないためだと思いますが、
詳細な情報が出ておらず、パキスタンのSNSでしか情報が出ていません。

平出さんと中島さんのお二人は、2019年7月2日にラカポシの南壁の新ルートからの登頂に成功。

ザックリとした登山ルートが公開されていました。

下山もつつがなく終わり、地元の人々に暖かく迎えられたようです。
今頃はホテルのベッドでくつろいでらっしゃるんでしょうか…

日本人登山家、ラカポシ南壁の新ルートでの登頂成功画像引用元:http://gbherald.com/

まずは、お二人での2度目の偉業達成、おめでとうございます!

お二人の日本帰国後、今回のプロジェクトの詳細やその様子などが紹介されるのが、今から楽しみです。

 

ABOUT ME
スズケー
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フンザ出身のパキスタン人と国際結婚しています。 デザイナーとライターとアーティスト、時々通訳をしつつ、 投資もやってます。 お金稼いでパキスタンと日本とインドと、好きに行ったり来たりしたい。
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POSTED COMMENT

  1. アバター ひろ より:

    クライミングで高所登山する人たちは本当にすごい。あの場所でしか見えない景色がぜったいあるよ。人生かけているよ。

    • スズケー スズケー より:

      ひろさん

      高所登山とか、全く興味なかったんだけど、
      去年図書館で「神々の山嶺」の漫画版借りてきて読んだらものすごく感動した。
      山って魅力を知ると奥が深いね。

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