こんにちは、スズケーです。
私は布とか刺繍が大好きで、その関係で民族衣装とかも大好きです。
インドやパキスタンのシャルワールカミーズ(サルワールカミーズ、パンジャビドレスとも)ももんのすごくいっぱい持ってます。
スズケーの持ってるシャルワールカミーズは、ツイッターに投稿し、min.tでまとめてあるので、ご興味のある方はどうぞ。サリーもあります。
もちろん、男性用のとかも好きなので、旦那のもいっぱいあるんですけど。
あんまり着てくれないんですよねぇ…
すっかり、宝の持ち腐れになっちゃってます。
まぁ、私もそんなに日本で着るわけではないんですけど…
でも確実に旦那よりは着てるっ!!
男性用のシャルワールカミーズ
パキスタンの民族衣装は、男性用も女性用も「シャルワールカミーズ」と呼ばれます。
カミーズが丈の長い上衣のことで、シャルワールがゆったりしたパンツのことを指します。
インドの男性用の民族衣装であるクルターパジャマより少しゆったりめで丈も長め、パンツの形もストレートではなく、たっぷり幅をとってゆったりしています。
女性のもの同様、自分のサイズに合わせて仕立てることが多いですが、既製品もたくさん売っています。
インドだと男性はシャツとジーンズなど、洋服を着用している人の方が多い印象ですが、パキスタンの場合はシャルワールカミーズを着用している男性の方が多い感じ。
フンザでは他の地域に比べて、シャツ・パンツの洋装を着用している方が多いです。特に若い男の子。
ある程度ご年配の方はフンザでもやっぱりシャルワールカミーズ姿。
インドでは、「サルワールカミーズ(シャルワールカミーズ)」と言うと、一般的には女性用の民族衣装の事を指すため、
ムスリム男性が着用するシャルワールカミーズは「カーン・スーツ」「パターニー・スーツ」と呼ばれたりもします。
インドのカシミールで、旅行に来た他の地域の若いヒンドゥーのインド人男性が「カーン・スーツどこで買えるんだろう…」って探してるのを時々見かけました。
「せっかくだから旅行先の服をまとってみたい」って思うのは、どこの国の人も同じみたいです。
男性用シャルワールカミーズも微妙に流行がある
男性用のシャルワールカミーズは、日常的に着用するものは無地のものが圧倒的に多いのですが、
中にはちょっと織り模様が入っていたりプリントがされた生地を使っていたり、最近は刺繍が施されているものも増えてきました。
これは今年、パキスタンに行った時に見かけて購入してきたシャルワールカミーズ。
ヒゲの刺繍が入っててかわいい…!
基本的な形は決まっているし、あんまり派手な色もないので、男性用のシャルワールカミーズは女性のものに比べるとずーっと昔から代わり映えがしないのですが、
一応やっぱり少し流行のようなものはあり。
以前はかなりゆったりたっぷりしたカミーズが一般的でしたが、ここ最近はあまりゆとりのない、体にあった細身のものが流行っているみたいです。
カミーズの丈も、10年程前に、もんのすごく短めのものが流行ったこともありました。最近も昔よりはちょっと短めになっている感じ。
シャルワールカミーズを着ない旦那
さて。
皆様の旦那様は、シャルワールカミーズ、着用しますか?
うちの旦那はもともとシャルワールカミーズがあんまり好きではないみたいです。
フンザで最初に会った時も、Tシャツにジャージのズボンをはいていました。
しばらくしてようやく話をしてくれるようになった頃に「なんでシャルワールカミーズ着ないの?」って聞いたら、
「アイロンが面倒だし、仕事する時に汚れるから」と。
まぁ確かに、ゲストハウスでキッチンの仕事したり、庭の手入れしたりするのには、丈の長いカミーズはひらひらして邪魔で、あんまり向いていないかも。
なるほど、と思いつつも「でも私、男の人もシャルワールカミーズ着てる方が好き」と言ったら、
しばらくしたらシャルワールカミーズを着てくるようになり、
結婚した後も、何か作業をする時以外はシャルワールカミーズを着用してくれていました。
でもやっぱりあんまり好きじゃないみたいで、よくブツブツ「カミーズが邪魔」と文句言ってましたが…
日本から時々パキスタンに帰国するときはシャルワールカミーズ着用。
多分、チノパンやジーンズより重くないし、暑さ・寒さの調節がしやすいからかと。
里帰りしているわけなので、仕事もしなくていいですしね。
今年フンザに行ったときも、ずっとシャルワールカミーズを着ていました。
日本ではほぼ着ない
パキスタン人男性は、日本でもシャルワールカミーズを着てる人をちょくちょく見かけますが、うちの旦那は日本ではほぼ着ません。
友人の結婚式に一緒に参加した時と、東京のナマステインディアに遊びに行った時の、2回しか着たことがないはず。
旦那は他の多くのパキスタン人と違って自営ではなく工場勤めだし、モスクにお祈りにも行かない。
なので着用する機会がほとんどないのは、当たり前と言えば当たり前なのですが…
たまにイードなどのお祝いの日が土日の仕事のお休みにかぶった時は、嬉しそうに友達のところに出かけていくので、
そんな時くらいパリッと綺麗なシャルワールカミーズ着ていけばいいのに、と思うのですが、「好きじゃない」と、絶対に着ていきません。
結婚後に私がインドに行った時に、お土産に何が欲しいか聞いたら、シャルワールカミーズだと言われたので、頑張ってパキスタンではあんまりみないデザイン(当時)のを探して買って来たのに、それもいまだに未着用。
一応、インドやパキスタンに行くたびに、自分のだけでなく旦那のも毎回1着だけせっせと買ってきていたのですが、そのほとんどが未着用で泣けてきます…
仕方ないので、薄手の生地のものは夏場に私がジーンズや7分丈のパンツと合わせて着て、自分用にしちゃってるくらい。
ただやっぱり、私は民族衣装とか好きなので、旦那にもたまには着て欲しい。
せっかくいっぱいあるんだし、
ごくごくまれに、一緒にイベントに遊びに行く時くらい、着てくれてもいいじゃん、と思うんだけど。
着てくれないだろうな〜と思いつつも、今後も機会があればせっせと
「シャルワールカミーズ着ないの?」って勧めようと思います。
自分のは、好きなので、今後も気に入ったのがあれば買っちゃいますけどね。
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フンザでは、男性用のウールの帽子があります。
おじいさん達は、シャルワールカミーズに合わせてかぶっていたりします。
シャルワールカミーズを購入する時は、ぜひこちらもセットでどうぞ!
2022年のイード・アル・アドハー(犠牲祭)は日曜日だったのですが、珍しく旦那がシャルワールカミーズを着用しました!!
※厳密に言うと、旦那が着たのはシャルワールカミーズではなく、私がインドで買ってきたのに一度も着てなかったクルタパジャマ。
この日の朝、雨がすごかったのでボトムがゆったりだぶだぶのシャルワールだと濡れやすいのでやめた。
旦那がイードの時にシャルワールカミーズを着るの、日本では初めてかも…!
私的に嬉しかったので、記念に写真も撮っときました。
お読みいただきありがとうございました!
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旦那さんの写真を見ておもった。田舎に帰ってきた○○君的な、写真だ、いい味だしてるよ。どこの国にもある風景。たぶん。
面白い写真だったよ。 ひろ
ひろさん
これ、右の人と久しぶりに再開して握手してる写真なんだ〜。
ゼロポイントだよ。懐かしいっしょ。
この男性用の服とパンツを日本で手に入れることは難しいですか?
anさん
通販で買えたりしますよ。
記事内にリンクを入れてあるのでご確認ください。
ヘイヘイ屋の方はシャルワールカミーズは売り切れですが、クルタパジャマは在庫あります。
フンザやチトラールの帽子も取り扱っています。
amazonでは飾りのないシンプルなものがサバゲー用に売っています。
お返事ありがとうございました。
日光アレルギーの子供がおります。
夏も涼しく肌に優しい素材の服だということを知り、あちこち探しておりました。
anさん
あー、お子様用の小さいサイズはなかなか手に入りにくいかもしれません。
ただ「シャルワールカミーズ=夏も涼しく肌に優しい素材の服」とは限らないですよ。
素材は色々で、化繊のものもあります。
そういったご事情があるのであれば、素材の確認は必ずしてくださいね!
品質タグがついてなかったり、コットン製となっていても化繊混紡だったりする事もあるので
なかなかむずかしいかもしれませんが…
(普通に、長袖のコットンの服とかを買った方が確実かつ早い気もします…)