こんにちは、スズケーです。
インドやパキスタンに旅行にいって、
インド人やパキスタン人の対応にイライラする人も多いのではないでしょうか。
もちろん私も、心にゆとりがない時とかにはイラつくこともありますが、
基本的には日本にいる時よりも
笑顔で対応すること、イラつかないことをモットーにしています。
インドやパキスタンって、自分の行動で結果がすごーく変わる国だからです。
今回は、私がやってるインドやパキスタンでイライラせず楽しく過ごすためのコツをご紹介します。
目次
日本人の特権
インドの人も、パキスタンの人も、大体みんな日本人が好きです。
「日本人(のバックパッカー)はケチ」と言われることはあっても、
「日本人サイテー」とか「日本人大嫌い」とか言われることはまずありません。
どこから来たの?って聞かれて日本だと答えると、「日本人か!」って破顔されます。
日本人だというだけで、色々信用してもらえたり、便宜を図ってもらえたりすることもあります。
私の場合、日本人で、女で、現地の言葉であるヒンディー語(ウルドゥー語)を話すので、何でもかんでももんのすごく優遇してもらえることが多いです。
女で良かった。
ちょっと前までパキスタンでは、大使館エリアに入るためのセキュリティシステムのシャトルバスの利用さえ、日本人というだけで免除されることもありました(私は大使館エリアに入るのに、ボディチェックすらされたことないです)。
これもひとえに、インドやパキスタンで、日本という国や日本人が「正直な人々が住む平和ないい国」と認識されているゆえ。
こういうイメージを築き上げてきてくれた先輩日本人達に感謝です。
自分の行動で相手も変わる
もんのすごく当たり前のことではありますが。
イライラしてる人やむっつり機嫌の悪そうな人に何か頼まれたりすると、こちらもあんまり気分よくないですよね。
もちろんそれは立場が逆になっても同じこと。
自分がイライラしていたり機嫌悪そうにしていれば、周囲の人はそれを敏感に感じ取ります。
物事がスムーズにいかないのは当たり前
日本にいると、大体の場合物事は全てシステマチックで、余程のことがない場合、スムーズに全てが進みます。
日本素晴らしい。
私も日本では「スムーズにいって当然」という認識を持っているので、日本で何かがうまくいかなかったりイレギュラーな不具合や不備に直面すると、ついついすっごくイライラしてしまいます。
インドやパキスタンの場合、物事がスムーズにいかないのは当たり前。
こちらも最初からスムーズには行かないだろうと思っている…と言うかもはや諦めているので、ちょっとのことではイラつかないし、
むしろ何かをする場合は「何としてでもスムーズに進めるために私の全てを使って全力を尽くすぜ」くらいの気持で挑んでいます。
「物事をスムーズに進めるゲーム」「相手を動かす自分の力量を計るテスト」的な…?
インドやパキスタンで物事をスムーズに進めるためには
笑顔とコミュニケーション能力と、相手やその場に合わせて臨機応変に対応する判断力が必要です。
笑顔とコミュニケーション能力
インドやパキスタンでは、笑顔と高いコミュニケーション能力が
不可能を可能にしたり、物事をスムーズに進めてくれます。
私はどっちかというとおしゃべりで、コミュニケーション能力は高めだと思います。
そのうえ激しくソトヅラがよいので、これまでのインドやパキスタン滞在ではたいがいなんでも便利にスムーズに進めて来れてると思います。
例えばパキスタンでの話だと。
などなど。
特別なことは何もしていなくて、どれもちょっと、お話ししただけです。
旦那や親戚に任せて一旦無理だったりしたものも、私が引き継いで対応することで大抵OKになったりします。
ポイントは
- こいつの話楽しい
- こいつと話したい
- 困っているから何とか力になってあげたい
って思ってもらうこと。
大体の場合、楽しくお話をすることと、すごく困っていることを伝えるだけで、
みんなすっごく親身になって対応してくれるようになります。
インドもパキスタンも、おしゃべりな人にとっては大変便利な国です。
自分自身でイライラを楽しい時間に変える
インドやパキスタンにいると、ひそひそと「チーニー(中国人)」とか「チン・チョン・チャン」と言われたりします。
陰でひそひそ言われるのも、中国人と言われるのも、はっきり言えば鬱陶しいです。
でもそこで、相手に刺のある言葉を返したりしても、
相手はこちらが感じてる程不快にもならず、むしろ自分の中にイライラが貯まるだけ。
相手はこっちに興味があるけど知識と礼儀がない(そしてこっちにわかるようにコソコソするのは品がない)。
気にするだけ損です。
「あ、コイツ頭悪いんだな」って心の中で思って、そっとスルーするのが一番無難。
心と時間に余裕がある時は「チーニー(中国人)」って言われても、「ジャパン」って返すようにすると、8〜9割型、そこから普通にお話が始まったり、間違えてごめんねって言ってもらえます。
インドの人もパキスタンのことも、日本人と違って何か言われてもさほど気にしないので、
自分が嫌なことや不快なことは、はっきり伝えて大丈夫。
はっきり伝えてわかってもらうことで、こちらはイライラが貯まらないだけでなく、場合によっては楽しい時間を過ごせたりと、とってもお得。
あんまり酷い態度の人の場合は「徹底的に相手を潰して完勝してすっきりする」つもりで言葉で応戦。これも勝った後は激しくスッキリします。壮快。
ちょっと嫌味を言ったくらいじゃ通じないのでこっちがイライラするだけです。
人前で相手がいかに無知で無礼で無作法かを演説しながら訴え「みんなの前であいつの面目ゼロにしたる」つもりで徹底的にやりましょう。
感情的にならず、ひたすら論理的に相手がいかにダメなのか・酷いのかをだーっと弁論するのがポイントです。
ただこの場合それなりに口が達者で、かつ英語なりウルドゥー語なりでそれを一気に伝えられないと無理。
お役所関連でアホのように待たされる時なんかも。
仏頂面で座っていたら誰も近づいてこないし、時間だってただ無駄にすぎるだけだけど、
暇なスタッフにこちらから笑顔で話しかけたりすることで、待っている間の暇つぶしにもなるし、場合によっては早く対応してもらえるよう手配してもらえたりもします。
激しくお得。
インドやパキスタンでの笑顔とコミュ力最強。
待っていないで自分から動く
両国とも大体のことは、自分の行動次第でただイライラする時間となるか、楽しい時間となるか、全く変わってくるので、
インドやパキスタンでイライラすることが多い人は、
まず自分から、ほんのちょっとだけ気持の持ち方や行動を変えてみるといいと思います。
人のことを変えるのは難しいけど、
自分の事は努力次第で変えられますもんね。
驚くべきことに、私はインドやパキスタンにあれだけ行ってても、異性からのそういうオファーって受けたことないです。パキスタンの友人曰く「お前は女のアトラクティブが低い」そうです。
楽しく過ごせるかどうかは自分の鏡
インドやパキスタンでの滞在が楽しいものであったかどうかは、自分のした行動の鏡みたいだなーって思います。
自分が何でもかんでも「気にいらない、あれはイヤ、これはムカつく」ってやってたら、そりゃ楽しくないですよ。
相手に嫌なことされたからって、自分も嫌なこと仕返したりするのも、自分を相手のレベルまで下げてることになるので格好わるい。
気に入らないことも嫌なこともムカつくことも、それぞれ全部「その瞬間の自分」ではなく「後々の自分」を嫌な気分にしないようにちょっとだけ意識を変えることで、
結果的にイライラは減るし、楽しい時間が増えると思います。
「自分じゃできない」場合も、「自分でできるようにする」「自分でできる他のことを探す」。
人に遠慮をせずになんでもはっきり言って、自分で楽しいことを探す。
こうやって物事をマイナスで受け止めるのではなく、プラスに変えて受け止めていくことで、インドやパキスタンの滞在は一気に楽しくなると思います。
是非是非みなさん、ちょびっと意識を変えてみてください。
相手のためじゃなく、自分のためになりますよ!
お読みいただきありがとうございました!
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パキスタンにすごいコネクションがあるんだね。かなりみなおしたでござる。(笑)あと快適にするのは町の雰囲気に染まることじゃないかな。物価なんか頭に入れるとか、よくやるのがコーラの値段を基準にして日本と比べていろいろ考えるよ。
ひろさん
コネクションじゃないの。
普通に窓口に掛け合ってると、窓口の人が徐々に上の人につないでってくれるの。
中にはそのまま連絡先交換する方とかも稀にいるけど。
コーラの値段、わかる(笑)
私もレストランの飲み物の値段と、日本の店の飲み物の値段比較してる!