こんにちは、スズケーです。
パキスタンに旅行に行く・パキスタンを観光すると言うと、
 個人旅行でもツアー旅行でも、一番有名なのはやっぱり桃源郷と名高いフンザですが…
もちろん、パキスタンには他にも観光スポットや、街歩きが楽しい場所はいっぱい。
観光も町歩きも、ツアー旅行の場合は目的地まで、ツアーガイドさんが手配してくれた乗り物に乗って移動しますが、
 個人旅行の場合、そういったちょっとした移動も、全て自分でなんとかしなければいけません。
今回は都心部に滞在する時にかなーり便利な、UberとCareemについてご紹介。
目次
パキスタンの都心部の観光・移動はどうするの?

パキスタンを個人旅行・バックパック旅行で観光する場合、旅行者は自分で移動手段を探して目的地までたどりつかなければなりません。
こういった、移動手段を自分で見つける・考えるのも、個人旅行の楽しみの一つだと私は思っています。
 目的地までいく一番ベストな方法を、地元の人にあれこれ尋ねて、みんなでワイワイ検討するのは楽しい。
パキスタンにはいろんなローカルの乗り物があり、日本にはない変わったものや、カラフルにデコレーションされているものなどは、見るだけでもちょっとテンションが上がります。
ただ、ローカルの乗り物を楽しむのもいいのですが、
 日本からパキスタンに到着した時・パキスタンから日本に帰る時など、
 重いバックパックを背負って、いくつもの乗り物を乗り継いでホテルから結構離れた場所にある空港まで移動するのはなかなか面倒なものですし、
 夜遅い時間に、このバスであってるのかな?と不安になりながら乗るのもちょっと心配です。
そんな時に一番簡単で便利なのが、配車サービス・配車アプリのUberとCareemです。
パキスタンの配車サービスはUberとCareem!

配車サービスとは、利用者がスマートフォンのアプリを通じ、利用したいときにタクシーやライドシェアの車を呼べるサービスのこと。
日本同様、パキスタンにもいろんな配車サービス・配車アプリがありますが、
 パキスタンで主に使われているのはUberとCareemです。
Uberは世界中で、Careemはモロッコ〜パキスタンあたりの国にサービスを提供しています。
 Uberは日本でも有名ですね。
UberやCareemを使えば、自分が今いる場所から目的地までの時間や料金をアプリ上で調べることができ、
 その料金で問題なければ、近くにいる車を選択して、自分のいる場所へ呼ぶことができます。
 アプリ上で適正料金が表示されるため、料金交渉をする必要もなくとっても便利です。
2020年8月現在、UberとCareemそれぞれの公式サイトによると、パキスタン国内で配車が行えるのは、それぞれ以下の都市となっているようです。
 (Uberの方、使える都市がかなり少ないので、もしかしたらサイトの情報が古いのかもしれません)
- ファイサラーバード
 - グジュラーンワーラー
 - ハイデラバード
 - イスラマバード(ラワルピンディー)
 - カラチ
 - ラホール
 - ムルターン
 - ペシャーワル
 
- カラチ
 - ラホール
 - イスラマバード(ラワルピンディー)
 - クエッタ
 - ハイデラバード
 - サッカル
 - ファイサラバード
 - ムルタン
 - シアルコット
 - グジュランワーラー
 - サルゴダ
 - バハーワルプール
 - ペシャーワル
 - アボッタバード
 - マルダン
 
例えばUberだと、こんなタイプの車を呼ぶことができます。
オートリキシャーも呼べちゃうのが楽しい。
車の場合も、ハイグレードから軽自動車まで種類も様々。
 同じ行き先でも、車種やAC(エアコン)の有無によって値段がちょっとずつ違います。
車のナンバープレートも確認できますし、
 GPSつきで、車がどこを走っているのかなどを確認できるので、安全面からいっても、流しのタクシーをひろうよりも安心できるのではないかと思います。
UberとCareemのアプリと使い方
パキスタンでスマホにアプリケーションをインストールしようとすると、ネットのスピードが遅くてなかなかつながらない…なんて場合もありますので(都心部では大丈夫だと思いますが、フンザなど、田舎の方に行くと…)、
 日本にいる間にあらかじめダウンロードしておくと便利です。
配車サービスを利用するパキスタン人は、スマホにUberとCareemの両方のアプリを入れている人が多いみたいでした。
私も一応、パキスタンにいる時は両方ダウンロードしていましたが、主にUberを使っていました。
なんかCareemのアプリ、調子が悪くて、グルグル起動中でずっと動かなかったり、アプリが落ちちゃったりすることが多かったのです。
私のiPhoneが悪いのかな?って思ってたんですが、ラワルピンディーに住んでいる親戚も同じようで、Careemを立ち上げてはフリーズして「bekaar(ベカール/役立たず)!!!」と怒っていました。
使い方はどっちも簡単で、行き先を入力すると、最寄りにいる呼び出せる車が表示されるので、値段と車のスペックなどを確認して配車を確定するだけ。
以下の写真は、日本(名古屋)でのUberの写真ですが、パキスタンでも使い方は同じです。



配車を確定すると、自分の現在地または自分が指定した場所まで、車がやってきます。
 アプリ上で手配した車のドライバーとメッセージのやりとりをすることもできるので、車がどこにいるかわからない…という時も安心です。
アプリ上で車のナンバーが表示されるので、乗る前にはナンバープレートをしっかり確認してから乗りましょう。
目的地に到着したら、アプリで表示されていた料金を支払えばOKです。
UberやCareemの料金

UberやCareemで手配する車の料金ですが、
 自分でそこら辺にいるタクシードライバーさん達と交渉するよりも、少しだけ安い場合が多いです。
料金交渉しなくてよい上に、料金も安いなんてなんて便利なんでしょう…
ただちょっと気になったのは、同じ場所から同じアプリを使って車の手配をお願いしても、
 アプリ上に表示される料金が違う場合があること。
私とラワルピンディー在住の親戚とで、
 同じ場所からUberをつかって、ラワルピンディーのRehmanabadというメトロの駅からイスラマバードのベナジール・ブットー国際空港までの料金を確認したところ、
 私のiphoneからだと1,000Rsちょっと、親戚のandroidからだと900Rsちょっとと、
 全く同じ車を選択しているはずなのに、100Rs程値段に開きがありました。
 (ちなみに、他の日本人旅行者は「1,200Rsくらいだった」といっていました。)
これはなんでなのか不明。
親戚曰く「自分は普段からよくUberを使っているから、それで安いのかなー?」とか言っていましたが…
 真相は謎です。
UberやCareemを使って、パキスタンを便利に旅行しよう!

UberやCareemなどの配車アプリ、パキスタンでもとっても便利に使えます。
値段交渉の必要もなく、お値段もお安めですし、
 ドライバーの身元や車種、ナンバープレートが登録されているので、流しのタクシーをひろうよりもトラブルに巻き込まれる可能性も低そうです。
ここぞという時に上手に利用して、パキスタン旅行を快適・効率的に楽しみましょう!
お読みいただきありがとうございました!
コメント欄はちょっと下にあります。承認式ですが、コメントはお気軽にどうぞ。
パキスタン、フンザ旅行に関する情報記事の一覧はこちらから!
 治安、旅行ガイド、両替やATM、フンザへの行き方など、ブログ内のパキスタン旅行や滞在に関する必要情報・便利情報をまとめた目次(サイトマップ)です。
デザイナーとライターをしています。お仕事のご依頼やご相談もお気軽に。





























