こんにちは、スズケーです。
今回のパキスタン滞在は、フンザに丸々1ヶ月いたわけですが。
ほとんど観光もせず、ほぼずっとカリマバードにいました。
1ヶ月ずっとカリマバードにいて飽きないの?と思う方もいるかもしれませんが、
友達もいっぱいいるし、前半は少々やることもあったので、
そんなには飽きないんだなぁ。
観光は2回だけ行きました。
フンザでの日課
今回のフンザ滞在、前半は友人のフクコさんと二人(+時々旦那も一緒)・後半は私一人の滞在でしたが、
基本的にフンザでは、毎日こんな風に過ごしていました。
- ホテルの部屋で朝ご飯
- 親戚宅でお茶&作業(フクコさんはお母さんにマッサージ)
- 昼からは友人のお店でお喋り or バザールチェック、事務作業
- 夕方はどこかでお茶
- 晩ご飯後、部屋でインターネット
観光に出かけたりしない日は、ほぼこの繰り返し。
特に午前中は、必ず親戚の家に行っていました。
元々タイマッサージ師さんでもあるフクコさんにいたっては、私が別件で用事があって親戚の家に行けない日でも、一人で出かけていって、お母さんにマッサージしてくれていました。
最初は遠慮していたお母さんも、だんだん「ここをやってほしい」と要望まで出すように。
フクコさんがフンザを去っていったあとに、そのお家の嫁いでいったお嬢さんが旦那さんと一緒に実家に来ていたのですが、旦那さんは腰痛の治療が目的で来ていたため、
「そんな凄腕ドクターがいたならば、もっと早く来るべきだった!」と悔しがっていました。
GW期間中は日本人旅行者もいっぱい
今回の滞在は、日本のゴールデンウィークにかかっていたわけですが、
今年はお休みがちょっと長めということで、この期間を狙ってきた日本人の個人旅行者がたくさんいました。
やっぱりみんな、大体お休み予定が同じなので、ほぼ同じ時期にどっと来てどっと去って行く。
日本人の方々がいる間は、滞在中の観光相談をされたり、車のチャーターの手配をしたり。
最終的には韓国人旅行者の車の手配もしていました。
日本人旅行者は言葉も通じるし、お話しするのは私も楽しいのでこういったお手伝いも全く構わないのですが、
私の英語力のせいで言葉もほぼ通じない韓国人旅行者のフォローまですることになっているのはなぜかしら…とも思ったり。
ただ、4〜5月はパキスタン国内旅行的にはまだオフシーズンで、しかも今年はラマダーン(断食月)もかぶっていました。よって、観光業に携わるドライバーさん達は結構ヒマしています。
お客様を紹介することでドライバーさんも喜んでいたし、まぁ良しでしょう。
ツレのフクコさんも、他の日本人旅行者さんらと一緒にイーグルネストの朝日見学ツアーに参加したりして楽しめたようです。
日本人ってやっぱりこういう所丁寧で、マメですね。好感度高い!
ブログにコメントくださった方もありがとうございます!
あちこちで取材
今回のフンザ滞在はいつも以上に頻繁に取材されたり、メディア用の写真を撮影されたりしました。
これまでも割と、フンザのローカル番組などの取材は受けていたんですが、今回はそういうのがやたらと続き、
「これではまるで、日本のニュース番組の街頭インタビューのヤラセの人みたいになってるのではないか」状態に。
現在パキスタンは観光に力を入れていて、フンザはそのメイン地域ともなり得る場所であることから、インタビュー内容はいずれもフンザ観光に関する内容がほとんど。
1度に3〜4社のテレビ局から、ほぼ同じ事を聞かれて同じ事を何度も言わされたりもしました。
私は黒髪・直毛・パッツンおかっぱ・平坦な顔なので、
「日本から来た観光客」として、ビジュアルイメージ的にもおそらくピッタリだったのではなかろうか。
レジ袋の使用禁止の発足式の動画にも、無駄に映っていました。
ずっと誰かといる
後はその時々、
友達の妹の結婚式に参加したり、親戚のちびっ子らにメヘンディを教えたり。
友人のバイクに乗せてもらって暇つぶしにツーリングに連れてってもらったり。
久しく会っていなかった親戚を探しに出かけたり。
友人と一日話し込んだり。
落ち込んだ友人を励ましたり、励まされたり。
基本的には、ずっと誰かしらと一緒にいる。
そういう過ごし方。
私は日本でお勤めはしておらず、自宅で細々フリーランスとしてお仕事をしています。
なので日本では基本的に、あまり人に会わない。
夜旦那が仕事から帰ってくるまで家に一人。
日本ではそういう生活をしているので、
常に人と一緒にいるフンザでの生活は全く真逆なのだけれど、
別にそれは嫌なことではないし、ストレスになることもありません。
むしろ今は、日本に戻って、ずっと家にひとりぼっちなのがさみしい。
フンザからたくさんのメッセージが来るし、電話でも話すけれど、
でもやっぱり、日本とフンザの距離は遠いなって感じます。
どちらにいるのが幸せなのか
時々思うのは、私や旦那は、どこにいるのが一番幸せなんだろうってこと。
日本にいれば電気もお湯もいつでもあるし、大好きな本だって図書館に行けば好きなだけ読める。
インターネットだってし放題。
だけど、どうしようもないくだらないことだとしても毎日友達とアハハと笑えるのは、日本ではなくフンザ。
これから先、私や旦那はどうしていくべきなのか、
もうちょっと真剣に考えないとな…と思った、今回のフンザ滞在でした。
でも徐々に、1年の間でフンザにいる時間を伸ばしていけるといいなって思ってます。
旦那は日本の会社勤めなので、難しいかな。
お読みいただきありがとうございました!
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