こんにちは、スズケーです。
今回のフンザ滞在、色々と細々やることがあり、ほぼずっとカリマバードにいたんですが、観光にもちょこっとだけ行きました。
観光らしき観光は、2カ所だけ。
ゴジャールとナガルのホッパー氷河見学。
ゴジャールは、1度は他の日本人旅行者も一緒に車をチャーターして普通に日帰り旅行。
その後旦那の家の車でフクコさんが運転してドライブにも行きました。
女性、しかも外国人が運転してるので地元の人々みんなガン見(笑)。
途中でパキスタン人ヒッチハイカーを乗せたりもしつつ、楽しいドライブとなりました。
フンザの対岸ナガルへ、ホッパー氷河と杏の花を見に
ホッパー氷河があるのは、フンザと川を隔てた対岸にあるナガル。
フンザは多くの人がイスラム教のイスマイリー派を信仰しているのに対し、ナガルではシーア派が大多数を占めています。
車をチャーターすればカリマバードから1時間ちょっとでホッパー氷河に到着します。
ホッパーに来た理由は二つ。
- ホッパー氷河
- 杏の花
ホパーを訪れる場合「氷河を見にいく」がメインの目的になることがほとんどなのですが、
今回は「杏の花を見にいく」のも目的に。
カリマバードの杏の花に間に合わなかったら、ホッパーで!
私達がフンザに到着したのは4月17日。
カリマバードでも、標高の高いところは杏の花が咲いてはいたのだけれど、「杏の花で一面ピンクに染まる谷」の見頃は過ぎてしまっていました。
私はフンザに住んでた時にもちろん見たことはあるけれど、ツレのフクコさんは見たことがないわけで。
ホッパーの標高は2,900m近く、2,600mのカリマバードより高いところにあります。
そのため、杏の開花時期もフンザより少し遅めで、
すでに5月に入ってはいたのですが、他の日本人旅行者から「まだ杏の花がきれいに咲いていたよ」と聞いたので、ならば行くか!となったのでした。
聞いていた通り、杏の花がちょうど満開で、まさに見頃。杏の花の香りもまるで熟れるかのように漂っています。
あちこちに咲く杏の花に、フクコさんも大喜び。
トレッキングもできる、黒い氷河
そしてこちらがホッパー氷河。黒い色をしています。
長さ約18km。
この上を歩いたりもできるのですが、私達は時間の都合もあり今回はパス。
ビューポイント近くのホテルでのんびりお茶して、村で軽食を食べてカリマバードにもどりました。
フンザでも撮影された宮本輝さんの小説原作の日本の映画「草原の椅子」。
物語の山場にフンザの老人が介圭少年の瞳の中の星を見るシーンがあるのですが、これはナガルで撮影をしています。フンザからホッパーに行く途中に通る道。
瞳の中の星を見る老人役をやったおじいさんもナガルの方です。
道中、ゴールデンピークを背景に一緒に行ったみんなで記念写真もパチリ。
特に仲のいい友人らと一緒に行ったこともあり、とっても楽しい一日となりました。
友達と一緒に過ごすのはやっぱり楽しい。
実はこの翌日に、フクコさんとうちの旦那がフンザを発つ予定だったので、
みんなで一緒の最後のお出かけでもありました。
さみしいけど、二人が先に帰っちゃうのは最初からわかってたことなので仕方ないです。
【2019年5月 ホッパー日帰り】
※自分用のメモです。料金などはその年やシーズンによって変わります。
行き先
11時出発、戻りは15時すぎ。
ホッパーまではランクルで片道1時間程。
- ホッパー村
- ホッパー氷河(氷河の上は歩かず)
※氷河の上を歩く場合はビューポイントから氷河まで片道30〜50分程
料金
※親戚Aの車でみんなでおでかけ。
ランドクルーザー PRADO 無料
チャーターする車の車種によっても値段は変わる。
小さめのPRADOならば4,000Rs程度。4,000〜6,000Rsと考えておくと良い。
お読みいただきありがとうございました!
コメント欄はちょっと下にあります。承認式ですが、コメントはお気軽にどうぞ。
パキスタン、フンザ旅行に関する情報記事の一覧はこちらから!
治安、旅行ガイド、両替やATM、フンザへの行き方など、ブログ内のパキスタン旅行や滞在に関する必要情報・便利情報をまとめた目次(サイトマップ)です。
デザイナーとライターをしています。お仕事のご依頼やご相談もお気軽に。