こんにちは、スズケーです。
パキスタンはイスラム教国で、一応お酒が禁止です。
その代わりと言ってはなんですが、パキスタンはスイーツが豊富。
夏の暑い夜、髭モジャの男達がアイスクリーム屋さんの前で談笑しながらアイスクリームを堪能している姿は非常に微笑ましいものがあります。
今回は、どんな田舎にいっても購入できる定番のおやつ・パキスタンのビスケットについて紹介。
目次
おすすめのパキスタンのビスケット(クッキー)
色んなスイーツがありますが、旅行者にとって手頃なのがビスケット。
移動中や宿泊している宿のお部屋などでちょっと小腹が空いたときにチャイと一緒にいただけば、
とりあえず空腹も落ち着きます。
4枚入りくらいの小分けのものから大きなサイズ、はたまた量り売りまで、
色んなサイズで購入できるので、
宿のお部屋で落ち着いて食べる用、移動時の携帯用など、
用途にあわせて購入できるのも便利なところです。
お値段はメーカーにもよりますが、
一番小さな4枚入りくらいの小分けパックで30Rs程度から。
種類も豊富でどれもおいしいのですが、
色々ありすぎてどれがいいのか迷っちゃう!という方のために、
スズケーの推しのビスケット5選を紹介します。
Bisconni Chocolatto
一番大好きなやつ。
しっとりサクサク系のビスケットの中に柔らかめの甘いチョコレートが入っています。
出来ればそのまま食べるのではなく、少し温めて食べるのがオススメっ!
中のチョコレートがとろ〜っとして、もんのすごく高級感溢れるいいビスケットのような感じになってくれます。
Kolson Bravo
バタークッキーとチョコレートクッキーがミックスになっているしっとりサクサク系ビスケット。
ツートンカラーになっているビスケットは他にもありますが、私はこれが一番好きです。
パキスタン人のおうちにお呼ばれすると出てくる率高いクッキー。
Peek freans Sooper
卵と牛乳の風味を感じるほんのり甘い、サクサクした軽いテイストだけどしっとりしたベーシックなビスケット。
一番基本的だけど確実においしい、そんな安心感溢れる味。
こちらもパキスタン人のおうちで出てくる率高い。
旅行者に人気の高いプリンス。
パリッとした軽い歯ごたえのビスケットにチョコレートクリームが挟んであります。
チョコレートクリームも安っぽい味ではなく、ちゃんとチョコレート感あり。
ピンク色のいちごクリームが挟んであるのもおいしいよ。
カリッとした少し固めのビスケット。結構甘め。
しっとり系のビスケットと組み合わせて食感の違いを楽しむのにオススメ。
キャラメル風味も味がしっかり濃くていい。
インターネットのあまり普及していない時代からバックパッカーをしている人ならみんな知っている「情報ノート」。
ゲストハウスやレストランなど、外国人旅行者がよく集まる場所においてあるノートで、
そこを訪れた旅行者が、お勧めの場所やその行き方、ビザの取り方、ホテルやレストラン情報など、旅行に関する様々なことを書き記していました。
時には日記的な内容だったり、ちょっとしたイラストや漫画がついていることも。
フンザも何カ所かのゲストハウスに情報ノートが置いてありましたが、
その中で「パキスタンのおいしいビスケット人気投票」みたいなのがありまして、
そこでも、プリンスとブラボー、キャンディーは入っていました(Bisconni Chocolattoは当時はなかった)。
昔からバックパッカーにも人気の定番ビスケットです!
ベーカリーでクッキーの量り売り
ここまでに紹介したビスケットは、あちこちにあるジェネラルストアで購入できるメーカー商品ですが…
パンなどを売っているベーカリーに行くと、パンやケーキ、そしてビスケットも売っていて、量り売りで購入できます。
こういうところのビスケットは、お店や工房で焼いているものなのでフレッシュでおいしい(ただ、種類は色々あっても、味はどれも大して変わらない気がする…)。
ビスケットの場合、「どれを何キロ買う?」と聞かれます。
1kg買うともんのすごい量になるので、私は大体「全部ミックスでハーフケージ(500g)」買うことが多いです。
そうするとお店の人が、店頭に並んでいるビスケットの中からまんべんなく選んで箱に詰めていってくれます。
何も言わないと紙箱に入れられちゃうことが多いのですが、
そのまま日本に持って帰ってお土産に…という場合は、お願いすれば缶に入れてもらうことも出来ます(ただし、日本みたいに中のプラスチックの保護材はないので、割れたり崩れたりはします)。
最近はこの「ベーカリーのクッキー」みたいな感じで、東京の老舗パキスタンレストラン「シディーク」さんが、色んなクッキーを売っています。
amazonでも取り扱いがありますよ〜!
クッキーだけでなく、インドやパキスタンの伝統的なお菓子なども売っているので、好きな方は要チェック!
アイスクリームもおいしい
パキスタンは暑いせいでしょうか、アイスクリーム屋さんも色々あります。
アイスクリームのチェーン店もいろいろあって、旅行者に有名なのだとチャマン(chaman)とか。
日本でいうサーティーワンアイスクリームみたいな感じです(パキスタンにもサーティーワンはありますが。正式名称?の”baskin robbins”で知られています)。
100Rsオーバーのアイスクリームなので、パキスタンの物価からすると当然高いのですが
日本のお金で考えちゃうと大分安い。
なので真夏にパキスタンにいる時は、ついつい食べまくってしまいます。
予算が気になる時はこういう高級アイスクリームではなく、ローカルのアイスクリームを。
クルフィと呼ばれる練乳ミルクみたいなアイスクリームがおいしいです。
これはちょっとオシャレになっちゃってますが、
通常は何のトッピングもない白色の某アイスがベーシック。
バザールの通りなんかだと、「チャ〜ララ、チャ〜ララ、チャリラリ〜ラ」と音楽を鳴らしながら、手押しの冷蔵ケースを持った人が売り歩いていたりします。
こういうのだと数十ルピーで買えます。
スイーツパラダイスなパキスタン
ビスケットやアイスクリーム、ケーキの他にも、インドやパキスタンの伝統的なお菓子もありますし、
パキスタンはスイーツがいっぱい。
甘いもの好きにはたまらない国かと思います。
ただ、甘さが日本と比べるとハンパないレベルで本気で甘いので、
食べ過ぎには注意ですが…
日本のamazonでも、パキスタン…ではないですが「インド お菓子」とかで検索すると、
パキスタンでも売っているお菓子が色々出てきます。
世界一甘いお菓子と噂の、グラムジャムンもあるぞ!
パキスタンに行った際は、
ぜひぜひ色々食べて、お気に入りのビスケットやお菓子を見つけてくださいね!
もし、日本で売っているお菓子を、パキスタン人はじめムスリムの方にプレゼントする時は
「ハラールかどうか」「ハラームなものが入っていないか」のチェックを忘れずに。
こちらの記事では、日本で買えるムスリムの方への贈り物にできるお菓子を紹介しています。
お読みいただきありがとうございました!
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