こんにちは、スズケーです。
先日、フンザ(カリマバード)のおすすめのレストランの紹介をしましたが…
実際は私、フンザ滞在中にレストランなどで食事をしたのは全体の三分の一以下くらい。
大体の場合、一緒に滞在していたフクコさんと自分でサンドイッチ作ったり、親戚や友人の家でいただいたりしていたため、
あんまりレストランなどに行く必要がなかったのです。
一番よくご飯を食べていたのは、毎日行ってた親戚の家と、私達が滞在していたパークホテルの目の前にあるお土産物屋さん。
お土産物屋さんご飯?って感じですが…
今回はその、お土産屋さんで食べるカレーの紹介を。
目次
カーンさんとディダールさん
私がフンザ滞在中、よくお昼ご飯をごちそうになっていたのは、ヒルトップホテルの前にあるバザールのお土産屋さん。
カーンさんとディダールさんと言う、二人のお店でです。
お二人は朝から夜までお店にいて、お昼ご飯は毎日、お店の外でカーンさんがカレーを作ってお二人で食べているのです。
で、「明日のお昼ご飯を食べにこい」とか「もう少しで昼ご飯ができるから一緒に食べてけ」と、よく声をかけてもらい、ご飯をごちそうになっていました。
よくお昼ご飯をごちそうになるので、私は夜にナンとチキンの丸焼きを買ってって三人で一緒に食べたりしていました。
アーミル・カーンさん
カーンさんのお名前はアーミル・カーンと言います。
「きっと、うまくいく」「PK ピーケイ」「ダンガル きっと、つよくなる」が日本でも上映され大ヒットした、主演のインドの映画スター「アーミル・カーン」と同じ名前です。
めっちゃお喋りで、話していると常にガハハハハハハと笑っています。
何言っても大体喜んで笑う。楽しい人です。
結婚していてお子さんもいますが、第二婦人に日本人の奥さんをもらうのが夢だそうです。
ただ、口ではそんなこと言ってますが、外国人女性に対してお触りすることもないし(写真撮る時も肩に腕を回してきたりしません)、女性の方でも安心してお話しできる相手です。
カーンさんのお店 Hunza Art Emporium
カーンさんは「Hunza Art Emporium」というお土産屋さんをやっています。
看板は出ていないのですが、お店の前にアンティークな民族衣装を着たハーフトルソーが吊るしてあるので、それがお店の目印。
小物からカーペットまで、パキスタン各地(やその他の国)の商品が色々揃っているお店で、よく探すと掘り出し物が見つかります。
ばらまきお土産にも使えそうな安価なピアスやネックレスもありますが、
テーブルや棚の上に置けるサイズの小さめのキリムがそこそこお値打ちです。
もちろん大きめのカーペットもあります。
ディダール・アリさん
ヒルトップバザールの中でも大きめのお店を構えているのがディダール・アリさん。
物静かな紳士です。
カーンさんとは学生時代からの友人なんだそうで、二人はなんやかんやいつも一緒にいます。
カーンさんと一緒だと、カーンさんの猛烈トークに押され気味ですが、色々と物知りでちょっとしたことを教えてくれたりします。
ディダールさんのお店 Hunza Weaving Center
ディダールさんは「Hunza Weaving Center」というショール屋さんをやっています。
お店の中に入るとまず目に入るのが大きな機織り機。
飾りではなく、ディダールさんご自身が実際に使用しています。
お店で取り扱っているショールやストールは、ディダールさんが自宅やこのお店の中で自分で織ったものも多数あり、品質やクオリティを考えるととってもお手頃な値段で販売されています。
手織りのウールのショールはとっても軽く柔らかく、そして暖か。ぜひぜひお土産に買って帰りたい逸品です。
カーンさんのカレー
前述した通り、このお二人がいつも一緒にお昼ご飯を食べています。
ただし、カレーを作るのはカーンさんの役目みたいで、ディダールさんが作っているのは一度も見たことがありません。
カーンさんが作ったカレーを、近くで買ってきたナンと一緒に食べます。
なんかですね、この、カーンさんが作るカレーが、どれもこれも、もんのすごくおいしいのですわっ!
日本でも、レストランで食べる食事と、家庭で食べる食事って違うと思うのですが、パキスタンももちろん同様。
家庭で作るカレーとレストランで作るカレーは違います。
カーンさんが作るのは、その「家庭のカレー」。しかもフンザの家庭のカレー。
シンプルだけど野菜やお肉をしっかりじっくり炒めて煮込んで作られていて、まろやかなおいしさがあります。
フンザのカレーはパンジャーブ州などのカレーよりももともとスパイス控えめなので、日本人も食べやすいです。
私、肉のカレーとかあんまり好きじゃないんですが、カーンさんが作ったやつは肉でもおいしい。お肉もほろっと柔らかくて食べやすい。
私と一緒にフンザに滞在していたツレのフクコさんも、カーンさんからカレー作りを習ったりしていました。
サモサ屋に3日間弟子入りしたりもしていました。
日本でもこういうスパイスミックス使えば気軽に作れるし、レトルトカレーとかも売っているんですが、やっぱりそういうのと、自分でスパイスを組み合わせて作るカレーは、ちょっと違うんですよね。
まぁ、私は一切作りませんが…
招待されたら気軽にどうぞ!
カーンさんもディダールさんもとっても気さくな方なので、お話が弾めば「お昼ご飯を一緒にどうですか?」と、誘ってくださるかもしれません。
お誘いを受けたら遠慮せずに気軽にどうぞ!
カーンさんのカレー、本当においしいので、お誘いしていただいたらぜひ一度食べてみる価値アリだと思います。
ゴールデンウィークにフンザに来ていた日本人女性で「パキスタンで食べたカレーの中でカーンさんのカレーが一番おいしい」と言ってる方もいましたよ〜。
お昼ご飯をごちそうになったあとは、もし良ければ、ぜひお二人のお店でお買い物もしていってあげてくださいね。
手織りのショールや小さなキリムなど、お値段も適正価格で安心して購入できますよ。
うちの旦那も、私の母や妹、職場の方のお土産にと、ディダールさんのお店で手織りのショールを購入していました。
フンザでカリマバードを訪れた方は、カーンさんとディダールさんのお店に是非どうぞ。
フンザのお土産と、タイミングがあえばおいしいカレーが待ってます。
「ケイコにきいて来た」って言うと多分喜びます。
お二人のお店では、私がフンザで女の子達と作っていたフンザ刺繍のくるみボタンも販売しています。
このお二人のお店にしかありませんので、もしよければ、そちらも手にとってみてみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました!
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スズケーさん、こんにちわ。
カレーおいしくいただきました。
アリさんのお店で食べているとチャパティー持参で
カレーを食べに来る人もいました。
HIROさん
あー、たぶんそれは近くの旅行代理店のスタッフさんではないでしょうか。
近所の方々もみなさんよく一緒にご飯食べてます。