こんにちは、スズケーです。
うちは結婚してもうそれなりに長い事経つと思いますが、
フツーに仲良しです。
私が嫌いなので子供はいませんが、二人で旅行に行ったりもするし、
旦那の心が太平洋のように広いこともあって、喧嘩もほぼしません。
そもそも私は、パキスタン人と結婚した日本人とほぼ交流ないので。
実際、ビザ目当ての結婚・重婚・浮気・パキスタンへの送金・家族の呼び寄せ・宗教の押しつけなどで問題のあるご家庭・ご夫婦もあるでしょうし、
インターネットなどで検索すると、パキスタン人との結婚に関して、かなりマイナスイメージの情報がゴロゴロ出てまいりますが…
ただ、インターネットという匿名の世界では、
どんな問題でもマイナス情報ほど吐き出されるし、同調されやすいし、広まりやすいです。
幸せにやってる人達は、わざわざ声に出して「私達幸せーです」って、不特定多数の方に大公開しないし、そういう情報は目に止まりにくい。
なので、ネットで検索するとパキスタン人との結婚情報は8〜9割型、マイナスな情報が出て来ますが、
だからといってパキスタン人との結婚で不幸になる確率8割以上〜!とか、そんなことはさすがにないだろうと思われます。
多分ね。
目次
我が家の夫婦円満のコツ5つ
「夫婦円満のコツ」とか、そんな偉そうなものではないですが、
私と旦那がごく当たり前にしていることで、
実は結婚生活を円満に保つ上で大切なことなのではないか?ということを、ちょっとまとめてみました。
- うちはうち、よそはよそ
- 相手の文化を理解する
- 無理して相手の文化に合わせすぎない
- 相手の家族に対して頑張りすぎない
- 喧嘩をしたり、理解できないことは徹底的に話し合う
どれもちょっとしたことではありますが、パキスタン人との国際結婚だけではなく、
国際結婚・同国人同士の結婚関係なく、全ての夫婦に関係することかな?と思います。
ちなみに全て、どちらか一方だけがやっていることではなく、
お互いが気をつける・するというのが最重要ポイントかと!
そうやって「どちらかだけが我慢」をしていると、不満がたまってそのうち喧嘩になるんではないかと思います。
1)うちはうち、よそはよそ
そもそも私も旦那も友達が少なめであるということもありますが…
他の家庭やご夫婦と比較せず、自分たちなりのルールや考えで生活をしています。
多分、他と比べたりすると、羨ましくなったり、なんでうちは…って微妙に不満が出て来たりすることもあるんではないかと思うのですが、
そんなの比較したって仕方ないし、羨ましがって手に入るものではないし。
他の家がどうだからとか、そういうことは気にせず、
私と旦那、二人の考え・二人の間のルールで生活をしています。
人に愚痴を言うこともないし、愚痴を聞くこともない。
だから結構淡々とではありますが、平穏な生活をしています。
2)相手の文化を理解する
「郷に入れば郷に従え」
その土地やその環境に入ったならば、そこでの習慣ややり方に従うのが賢い生き方である、という意味ですが…
風俗、習慣、文化、宗教というものは、その土地によって違います。
もちろん、その土地のやり方に合わせるのが一番問題が起きにくく、生きやすいでしょうけれど、自分の生き方や信念を曲げてまで従う必要はないと思います。
ただ、自分が100%完全に相手の文化に従えないとしても、
それに対する敬意や、尊重を持った対応をするだけで、お互いが与える印象は大分変わってきます。
「外国人だから理解するつもりは全くない」ではなく、
お互いが知る努力・理解する努力をすること、そして相手の大切なものは自分も大切にすること、
これを意識するだけで、文化が違う者同士の関係って良好に保てると思います。
3)無理して相手の文化に合わせすぎない
私は旦那に会う前からパキスタン(とインド)が好きだし、結婚後は住んでたこともあります。
パキスタンの文化や、パキスタンの人々の考え方などをある程度は理解している・理解しようとしているつもりですが、
そもそも私は日本人で、パキスタンとは全く違う文化の国で生まれて育っています。
どうしても受け入れられないこともやっぱりあります。
そういう場合は、無理してでも合わせるのではなく
「無理なものは無理」「出来ないものは出来ない」と、正直に伝えています。
前述したことと矛盾してない?と思うかもしれませんが
相手の文化を知っていること、理解していること、大切にすること、
そしてそれを自分が受け入れ実践することは、全く別のことです。
相手の国の人が普通にやっていることだとしても、
外国人である自分に出来ないことがあるのは仕方がない。
無理しすぎても長く続かないし、むしろ不満がたまるばかり。
喧嘩した時にそれまで溜め込んだ不満をぶちまけるようなことはしたくない。
というか、そもそも私は我慢したくないし不満をためたくない。
なので、お互いにどうしてもできないことは無理せずに、「外国人だもん、文化がちがうんだもん、仕方がないよ」と伝えて割り切っています。
4)相手の家族に対して頑張りすぎない
これは私と旦那で、そもそも「家族」というものの考え方が違うのですが、
お互い相手の家族に対して頑張りすぎない・気を使いすぎない、と言う点は共通しています。
旦那は私の両親や妹を「妻の家族」として大事にしてくれています。
ただ、変に特別扱いするのではなく、ごく普通に家族として接してくれています。
私の親だからといって、必要以上に気を使ったりはしていません。
というか、元々旦那がナチュラルに仏の心を持った優しい人なので、特に気を使わなくても十分に素晴らしい娘婿なのだと思います。
私は旦那の親や弟妹を「旦那の家族だけど、私には義家族より友達の方が大事」と思っています。
だから、私にとって旦那の家族の優先順位は友達より低く、旦那の親だからといって特別に気を使ったり、配慮したりということは一切していません。
旦那と真逆で薄情な感じで少々引け目を感じはしますが…
お互い、相手の家族に「自分が無理してまで合わせる」ことがほぼなく、自分の好きなよう・やりたいように接していて、それに対してそれぞれ苦情も言い合わないので、
義家族問題的なものがほとんどありません。
最初の頃は、我が家の家計からの送金問題で色々ありましたが、今は妹も結婚し、送金してないので解決してます。
我が家の仕送りルールはこんな感じ。
5)喧嘩をしたり、理解できないことは徹底的に話し合う
多分これが一番大事。
これまで挙げて来た通り、私と旦那はお互いに相手の文化や考え方を尊重しあって生活しているし、
一方的に自分の文化や価値観を押し付けて「これに従え」と言うことはないですが、
時にはどうしても「これだけは譲歩してほしい!」「これだけは理解できない」みたいなことは出て来ます。
そういう時は有耶無耶にせず、お互いの折衝点が見つかるまで徹底的に話し合います。
旦那が何かを主張することはほとんどないので、大体の場合、私が語ったりすることが多いのですが、
私が話したことで、旦那が理解しそのまま受け入れてくれることもあれば、
旦那の意見も聞いて私が譲って「ここまではOK」みたいなラインを見つける場合もあります。
相手の文化を知ろうとすること、理解した上で自分には出来ないことがあること、相手の家族への自分の対応。
どれも、何も言わず自分だけで完結して黙ってやっていたら
相手は「この人はなんでこうなの?」って思って、不満や不信を持ってしまうかもしれないし、不要な誤解を与えてしまうかもしれない。
お互い違う文化の中で育って来た者同士だからこそ、
「私はこう思うし、私の国ではこうだからこうしたい、これはできない」
ということはきちんと伝えて、話し合うのが大切だと思います。
我が家の場合は、旦那が仏の心を持っているのが最大のカギ
とまぁ、色々もっともらしく書いてきましたが…
我が家の場合、今でも夫婦円満なのは
「旦那が仏の心を持っていること」がかなり大きいのだと思います。
私はかなりわがままで勝手で、個人主義なので日本人的な協調性があまりありません。
職場でも我慢せず、嫌なことはいや、おかしいことはおかしいとなんでも言うので、
直属の上司の方とかは結構困ることも多かっただろうと思います。
旦那は、私が自分だけ好き勝手しても怒らないし、
フンザでエロいオッサンを殴ったり、怒鳴り込んだりとめちゃくちゃしても何も言わないし、
私が家事を失敗しても責めないし、むしろ家事もやってくれるし、
私がお願いしたことは大体聞いてくれるし、困っているときは助けてくれるし、
なんかもう
「マジ仏陀…!パキスタンの仏陀がここにいる…!」
って感じなので、
多分それで、これまで何も問題なく、結婚生活を続けていられるのだと思います。
私、本当に家事嫌いだし、わがままで勝手なので、
一般的な日本人男性と結婚してたら愛想を尽かされていた可能性が非常に高い。
国際結婚は、全く異なる文化の中で育った者同士が結婚することも多く、
それに伴うすれ違いや問題が発生することもやっぱりあります。
でも最終的には、双方がどれだけ相手を思いやって大事にできるかが大事。
どちらか片方だけでなく、夫婦の両方から歩み寄って、長く仲良く生活できるといいですね!
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パキスタン人との結婚を考えている方には、こちらの記事も参考になると思います。
お読みいただきありがとうございました!
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