こんにちは、スズケーです。
ここ最近、難民認定申請の審査の結果がでるのが早くなっているそうです。
新型コロナウイルスの関係で、新規に日本に入国する外国人が減ったため、
それに比例して難民申請者も減ったのでしょうね。
で、入管の業務が減ったので、既存の難民認定申請者に関する手続きが通常よりも早く進んでいる、と。
しかも、再申請時に就労許可が貰えないケースも増えているのだそうです。
よく、日本の難民認定率は0.25%ととても低いことが問題として取り上げられたりしますが、
年間1万人以上いる日本の難民申請者の中には、虚偽内容で申請している人がとても多く、8〜9割以上が「難民にはなり得ない人からの申請」だとも言われています。
私はパキスタン人の難民申請者と関わる機会も多いのですが、
申請理由は
「テロリストから”海外旅行なんてけしからんから帰国したら殺す”と実家に脅迫が来た」
「自分がビジネスで成功しているのを妬んだマフィアに命を狙われている」
「友人に金を貸すのを拒んで脅されている」
など、難民条約で定義されている「難民」には明らかにかけ離れた個人的な理由だったり、嘘くささが一杯のでっち上げ内容ばかり。
でも、こんな嘘くさい理由でもでっち上げれば、
脅迫があったことを証明するものが何もなくても難民申請できちゃう。
そしてほとんどの場合、半年後には就労許可が出て働けちゃう。
例え難民申請が不許可になっても、今の法律では基本的には回数無制限で再申請できるので延々働けちゃう。
数年単位で出稼ぎ出来ちゃう。
だから日本は難民申請者数が多いのですよね。虚偽のね。
これに関してはこちらの記事で。
で、冒頭で述べた難民申請の審査の結果がでるのが早くなっている件。
パキスタン人がやっているYoutubeチャンネルでは、「難民申請者にとってよくないニュース」として、この件について取り上げている動画も多く、
「日本に滞在して仕事をするには、就職先を見つけて就労ビザを得るか、日本人と結婚して配偶者ビザを得るしかない」と伝えています。
※ここでいうビザは、「在留資格」のこと。便宜上「ビザ」と表現されることが多い。
就労ビザ=就労関連の在留資格は、学歴・職歴などのハードルがとても高いため、ほとんどの偽装難民申請者にとっては難しく、
大体が「日本人または日本の永住権を持つ外国人との結婚」を目指します。
難民申請者や、不法滞在(オーバーステイ)者との結婚。
時々ご相談メールをいただいたりするので、これについてちょっと思うことを。
目次
難民申請者・不法滞在者って?
虚偽の難民申請や、不法滞在は犯罪です。
入管難民法違反(資格外活動)、不法残留、不法就労などの罪となり、
懲役刑と罰金の規定もあるし、いわゆる「前科」となります。
偽装難民申請者や不法滞在者の中にも、親切で気さくな人はいっぱいいる。
でもやっぱり、彼らが犯罪を犯していることには違いないのです。
私自身は、偽装難民申請者や不法滞在者と
お友達になったり交流するのは全く構わないしなんの抵抗もないけれど、
結婚して夫となり、自分の人生にガッツリ関わってくるのは「絶対ない」です。
私は、相手の罪を一緒に背負う覚悟がないので、
気軽に法を犯すことができる人とは家族になれない。
難民申請者・不法在留者の確認の仕方
付き合っていた外国人が、実は偽装難民申請者・不法滞在者(オーバーステイ)だった…というケース、意外に多いです。
そもそも外国人とあまり接点のない人からすると、
偽装難民申請者・不法滞在者がそんなにいっぱいいるとは思っていないし、
まさかそういう人達が身近で普通に働いているとも、自分がそういう人達と出会うとも思わないでしょう。
でも多いんですよねー。
最近は特に、偽装難民申請者の方が。
なので、ある程度お付き合いして、いざ結婚となった時に初めて「実は…」とわかることもあるようです。
(偽装なのかどうかは置いといて)難民申請者かどうか、不法滞在者かどうかは、
在留カードやパスポートを確認すればわかります。
在留カードは、外国人の間だと「外人カード」と呼ばれていたりします。
在留カードとは
在留カードは日本に中長期間在留する外国人に対して交付されるカードで、
日本に滞在できる在留資格や在留期間を記す証明書の役割もあります。
顔写真と共に、氏名、生年月日、性別、国籍・地域、住居地、在留資格、在留期間、就労の可否などの情報が記載されています。
観光目的などで日本に3ヶ月以下の短期滞在をする人や、在留資格を持たない人(不法滞在者)には交付されません。
在留カードは観光などでの短期滞在者や、
短期滞在ビザで日本に入国し、期間内に帰国せずそのまま不法に在留している人=在留資格を持たない人には交付されません。
なので、「在留カードを見せてほしい」と言った時に、
持っていないと言ったり、はぐらかして見せようとしなかったりする場合は、
不法滞在者である可能性があります。
また、在留カードの「在留資格」に「特定活動」と記されていた場合は、
難民申請者や、在留資格が更新できずに出国準備中の人である可能性があります。
外交官などの使用人、インターンシップ、ワーキングホリデーなどでの滞在も、在留資格は特定活動と記されますが、
難民申請者(難民申請中で、難民認定されていない人)も、在留資格は特定活動となります。
難民申請者の場合は、在留期間が1ヶ月〜6ヶ月などの短期更新であることが多いです。
在留資格が特定活動の場合、パスポートに「指定書」と呼ばれるものが添付されているので、そこから
相手が不法滞在じゃないか確認すると言うのは失礼ではないか、と思うかもしれませんが、
正規の在留資格を持っている人ならば、特に気にしない人がほとんどですし、
相手が難民申請者・不法滞在者ではないか気になるようであれば、在留カードを確認させてもらうといいかと思います。
偽装難民申請者・不法滞在者は悪いことをしていない?
虚偽の難民申請や不法滞在(オーバーステイ)って、
懲役刑と罰金の規定もあるし、逮捕されれば前科者となる、れっきとした犯罪です。
が、逮捕される前に自分から出頭すれば準備期間までいただいてそのまま稼いだお金を持って母国に帰国できるし、1〜5年後には日本に再入国することもできる。
日本人と結婚すればちょっとのお咎めを受けただけでそのまま日本に滞在できる正規の在留資格を得られちゃったりもする。
日本の実際の対応がかなーり甘いのです。
なので、虚偽の難民申請や不法滞在をする外国人も、彼らと結婚する日本人にも、
それが窃盗や傷害や強盗や痴漢などと同じ犯罪であるという感覚が薄く、
スピード違反とか信号無視程度の、反則金を払えばそれで済むような意識しかないのだろうなと思います。
外国人からすれば「みんなやってる」ことだし、
彼らと結婚する日本人からすれば、警察に捕まるわけでもないし誰かを傷つけたわけでもないので「何も悪いことはしていない」ように見える。
でもこれは犯罪で、捕まれば前科者です。
中には、普段は偽装難民に怒っているのに、身内のことには甘々になって
「ブローカーに騙されただけ」「親や親戚に言われて従っただけ」と庇ったり、
法を犯したことを棚に上げ「でも根はいい人だから」と言う日本人もいます。
いやいや、きっかけはなんだろうと、最終的に日本で働くために虚偽内容で難民申請をする決断をしたのは本人でしょ。
それに、本当にいい人は入管に嘘の内容で難民申請なんかしない。
虚偽の難民申請や不法滞在・不法就労をするというのは、「日本で働いて稼ぎたい」という自分のエゴが理由であることがほとんど。
例え人当たりがよく朗らかで親切な優しい人でも、
いざとなれば、私利私欲のためになら法を犯すことができる人間ってことでしょ…
そういった人と結婚するのであれば、
根拠ない感情論で庇うのではなく
「彼は罪を犯した。今後同じ過ちを犯さぬよう私が監督し改心させる」
位の覚悟を持った方がいいのではなかろうかと思ったりします。
結婚後も何か自分に都合がいいと思うことがあれば、罪を重ねるかもしれない」
と私は考えます。
この点でもう信頼ができない感じ。
なので、友達として関わるのは問題ないですが、
信頼関係が築けない以上、自分の家族として私の人生にガッツリ関わってこられるのは勘弁です。
難民申請者・不法滞在者との結婚について
難民申請者・不法滞在者との結婚。
私は勘弁ですが、相手がそういう人であっても結婚したい・結婚する、と言う人はいるでしょう。
それはそれでその方個人の判断なので、別にご自由に。
中には「相手のことは好きだけど、結婚は迷ってしまう」という方もいます。
そんな、難民申請者や不法滞在者とお付き合いして結婚を迷っている人がよく言うのが
「彼がビザ目的かどうか確認したい」
ということ。
これほど意味のない質問はないよなぁ、と思います。
働いて稼ぐために日本に来て、今実際に法を犯してまで日本で働いてるんだから、
「合法的に滞在・就労できる正規の滞在資格が欲しいから結婚したい」気持ちがあるのは当たり前に決まってる。
でもそれをわざわざ自分から言う人なんかいないよ。
ビザ(在留資格)が欲しいのは当たり前
みんな、日本で働いてお金を稼ぎたい、今より豊かな暮らしをしたい、そう思って日本に来ます。
でも、正規の就労関連の在留資格(就労ビザ)をとるのは学歴や職歴の厳しい条件や審査があるので困難だし、
新しくできた「特定技能」の在留資格も、就労関連の在留資格よりも条件が緩いとはいえ、事前に一定の日本語能力が必要だったりして、
「なんのスキルもないまま今すぐ手っ取り早く日本で働く」ことはできない。
なので、観光目的で申請した短期滞在ビザで日本に来て、
虚偽の内容で難民申請をしたり、不法滞在をして働きます。
不法滞在は完全に違法行為です。
虚偽の難民申請は「難民認定申請の内容が嘘である」事がバレない限りは
申請さえすれば合法的な滞在となるし、就労許可がでれば働くことも合法となります。
ただ、合法とはいえ、嘘がバレだり、難民認定申請が不認定になって強制退去となる可能性はあり、不安定な状態ではあります。
そんな不安定な状態で滞在していれば、そりゃあ誰だって
「日本人と結婚して配偶者の在留資格を得て、合法的に滞在・就労できるようになりたい」
と思うのは当然でしょ。
例えば、
今自分が川を渡るために、1本の細いロープの上を歩いているとする。
そのままでも川を渡りきることはできなくはないけれど、
もし突風が吹けば、ロープはグラグラ揺れてしがみついているだけで必死になり前に進めなくなってしまうし、転落してしまうことだってありえる。
みんな転落したくないから、ロープの他にもっと安定した橋はないか探すし、
すぐ横に飛び移れるしっかりとした橋があればそっちに飛び移りたいって思うのは当たり前のこと。
難民申請者や不法滞在者は、この「1本の細いロープの上を歩いている不安定な状態」なんですよね。
いくら本人が「ビザ目的じゃない、あなたが好きだから結婚したい」と言ったとしても、
「日本で働くために正規滞在資格が欲しい=結婚したい」気持ちは絶対に根底にある。
法を犯してまで日本で働いてるんだから。
むしろ「ビザなんか欲しくない」なんて言われたら「嘘だろw」ってなります。私なら。
なので、難民申請者や不法滞在者とお付き合いしている人が思う
「彼がビザ目的で結婚したいのかどうか確認したい」って、意味ないなぁと思うのです。
「在留資格が欲しいから日本人と結婚したい」のは仕方ないし、当たり前なのだから、
相手に確認するなら「結婚後もずっと大事にしてくれるのかどうか」じゃない?
永住許可を得た後に離婚したり、内緒で母国に若い第二婦人を貰ったりすることをせず、
日本人の奥さんを裏切ることなく、最後まで添い遂げて一生大切にしてくれる・幸せにしてくれると言うのならば、それはそれで幸せだしよいのではないの?と思う。
ビザ目的か気にするよりも
以前
『「この人本当は既婚なんじゃないの?」とか「ビザ目的じゃないの?」みたいな疑い持たないといけないような、信じられない相手との結婚考えるとか意味わからない。』
ということを書いたことがありますが、
それは相手が難民申請者や不法滞在者ではない場合の話。
難民申請者や不法滞在者が「日本に正規で滞在できる在留資格が欲しいから日本人と結婚したい」と思うのは当たり前のことだし、その気持ちを無くせと言っても無理なので、
この場合はもう「ビザが欲しいから結婚したいと言う気持ちがある」というのは、当然のことだから仕方がないと割り切って受け入れるしかないと思います。
そして「日本のビザが欲しいから結婚したいのかどうか」
そんな当たり前のことを気にするよりも、考えるべきはこれ。
「相手は日本の法を犯すことも厭わないし、
日本のビザが欲しいという気持ちから結婚相手を探していた人だが、
それでも自分は結婚したいか。
結婚してこの先共に幸せに生活していけるか」
大事なのは結婚理由ではなく、
結婚したあと幸せに暮らしていけるかどうかでしょ。
相手がビザ(在留資格)目的でも、偽装難民や不法滞在の入管法違反者でもいいから
「この人となら幸せに生活できる。
一生添い遂げられる。
この人と結婚したことを後悔しない」
そう心から思えるのであれば、結婚したらいいのでは。
難民申請者・不法滞在者との結婚は、色々と不安になることも多いため、
相手の気持ちというはっきり確認のしようのない不明確なものに答えを求めがちですが、
結婚するかしないかを決めるのは、自分自身の意志であるはずです。
結局は自分の覚悟の問題ではないかな、と。
結婚前の難民申請者や不法滞在者が、付き合ってる相手に優しいのは当然ですよ!
だって結婚したいもん。在留資格欲しいもん。
その優しさは、配偶者の在留資格を得た後も永住許可を得た後も続くのか?
離婚したり第二婦人を貰ったりして裏切ることはないのか?
そこをしっかり見極めるのが大事。
正直、日本人女性側が何十歳も年上で子供が産めないとかの場合、
第二婦人問題は覚悟しといた方がいいのではと思う。
難民申請者・不法滞在者との結婚は覚悟を持って
偽装難民申請者や不法滞在者=犯罪を犯しているからと言って、
そういう人達が全て悪い人であると言うわけではありません。
法を犯していても、普通に付き合い分には問題なくいい人もいる。
相手が偽装難民申請者や不法滞在者だったとしても、好きになってしまうということは普通にあると思います。
ただやっぱり、虚偽の難民申請をした・不法滞在をしたなどの前科があると、
配偶者の在留資格への切り換えもちょっと手間だし、
最近は入管の審査が厳しくなっているので、その後もしばらくの間は1年づつでしか更新できない。
後々永住許可を申請しようと思った時もぐっとハードルが上がるなど、
前科のない外国人との国際結婚と比べると、さらにちょっと手間やスムーズに行かないことが増えたりします。
結婚って、全くの赤の他人同士が新しく家庭を作って、お互いに責任を持ちあうことでもある。
ただ単に好きと言う気持ちだけでは、長く一緒に生活するのは大変だと思っています。
特に偽装難民申請者や不法滞在者との結婚は、普通の国際結婚よりも少々困難も多いので、
そこら辺も含めて、そういう人達と結婚するということを、
目をそらさずしっかり考える必要があるのではないでしょうか。
私自身は
「完全なる私利私欲で法を犯したのだから、今後もまた、何か過ちを繰り返すことがあるかもしれない。
私はそれに対して、この人はもう絶対過ちを犯さないとは断言できないし、再犯した時に責任を負えない。」
から、
自分が偽装難民申請者や不法滞在者と結婚すること・家族になることは絶対に無理だと考えていますが、
そういう点も含め、
「ずっと相手を支える、二人で一緒に幸せになる」と言う覚悟と共に結婚を決めるのであれば、
もちろん積極的におすすめはしないけれど、否定もしないし、頑張ってねとは思う。
偽装難民申請者や不法滞在者であっても、
良い夫になれるし、幸せな家庭を築くことはできるわけですから。
そこは別の問題。
勿論、そういう前科のない人と結婚するのが一番ではあるけれど、
好きになってしまい、この人と一緒に生きていきたいと思っちゃったのならば仕方がない。
でも「別に何も悪いことはしていない」と開き直るのではなく、
相手の罪も一緒に背負っていく覚悟をもって、その後は真っ当に、そして幸せに生活していってほしいな、と思います。
これらの本にも、難民申請者や不法滞在者と結婚した方の事例がまとめられています。
興味のある方は参考にどうぞ。
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結婚手続きに関しては、こちらの記事を参考に。
意外に曖昧な「ビザ」と「在留資格」の違いについての説明はこちら。
お読みいただきありがとうございました!
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パキスタン、フンザ旅行に関する情報記事の一覧はこちらから!
治安、旅行ガイド、両替やATM、フンザへの行き方など、ブログ内のパキスタン旅行や滞在に関する必要情報・便利情報をまとめた目次(サイトマップ)です。
デザイナーとライターをしています。お仕事のご依頼やご相談もお気軽に。
バツイチ女性で、難民申請しているパキスタン人と結婚した人を知っています。日本人女性が15〜20歳くらい年上だと思います。
突然パキスタンに移住されたのでなんでかなと思っていましたが、モスクで聞いた話だと、入管に旦那さんの嘘の難民申請がバレて強制退去になったとききました。
前の旦那さんとの間のお子さんがいたんですが、子供も無理矢理パキスタンに連れていかれてしまったそうです。今どうしているかわかりませんが…
恋愛ボケした親に振り回される子供がかわいそうですよね。
難民申請するパキスタン人も最悪ですが、そういうパキスタン人と結婚する日本人女性も馬鹿だって思いました。
RUさん
強制退去になったのだとすると、そのパキスタン人は1〜5年再入国ができない感じでしょうか。
子供を優先するか、自分の恋愛を優先するか、人それぞれではありますね。
私の個人的な意見ですが、
お子さんが何歳なのかにもよるかなと思いますが、
ほんの1〜2年のことならば、無理にお子さんを連れて全員で旦那さんについてパキスタンに行くよりも、
その間奥さんであるご本人が定期的にパキスタンに行くなどして通い妻をする、と言う方法もあったのでは、とは思います。
まぁ、今だとコロナ云々で大変なので、そういうのも難しいでしょうけれど。
正規の就労、留学ビザでもパキスタン人のほとんどは虚偽の書類でビザをとってきてる思うので、ビザがあるから合法だから、いいとか短絡的かなぁと思います。
あと、ビザ目的といいますが、正確には配偶者ビザ目的です。パキスタン人のほとんどは日本人と結婚したら、就労、留学ビザでも配偶者ビザに在留資格を変更しています。
配偶者ビザは最短で永住権取得、就労制限はありません。だから、配偶者の在留資格が配偶者ビザである限り、絶対にビザ目当てではないとは言えません。
通りすがりの者さん
外国籍者を日本人と結婚したら在留資格を「日本人の配偶者」に変えるのは
「制限がなく、一番日本で生活しやすい」ため、外国籍者からしてみればごく当然のことで、
パキスタン人に限ったことでもありませんし、
むしろ、不便なままで変えない方がおかしいと思いますが…
また、「ビザがあるから合法だからいい」という話も私はしていません。
不法滞在や偽装難民申請中など非正規に日本で滞在している人は
正規の滞在資格を持つ人より不安定なので、結婚で簡単に得られる在留資格を欲しがるのは当たり前だろう、という話です。